利用例(コマンドライン編) - hkijin/shtsume GitHub Wiki
ここではWindowsのコマンドラインを例に説明します。
macOSのターミナルでも同様の操作が可能です。
事前準備
- ユーザー環境変数またはシステム環境変数のPathにshtsumeのインストールディレクトリを追加する。
- コマンドプロンプトを立ち上げ、chcp 65001と入力する。
(これは文字コードを変更するもので、macOSでは不要です。) - shtsume -h または shtsume --help と入力する。
上記の様な画面になれば準備完了です。
詰将棋の入力および解図
- サンプルとして、下記の詰将棋を使用します。
- ここでは解図後、詰め手順の確認を行うため -d オプションをつけてみます。
- shtsume -d (詰将棋のsfen文字列)と入力する。
ここでは shtsume -d "4k4/9/PPPPPPPPP/9/9/9/9/9/9 b B4L2rb4g4s4n9p 1"
- リターンすると解図が完了し、以下の出力画面となります。
- dオプションを指定した場合、以降詰手順確認モードに移行します。
- 詰手順確認モードでは詰め手順中の各局面図および候補手が表示されます。
詰め方手番ではpn値が0の着手のみが詰み着手です。
左の数字が着手IDで指したい着手IDを入力することにより、局面を進めることができます。
ここでは '0'と入力し、▲5二香打と進めてみましょう。
- 玉方手番の局面では原則全ての候補手が詰みとなります。
ここでは出力詰め手順で選択されなかった2番目の候補手をえらんでみましょう。
- このように出力詰手順中に現れない変化手順を確認することができます。
また着手IDの代わりにに'b'と入力すれば1手前の局面に戻ることができます。
終了する場合は'q'と入力します。