Installation Guide - hanachi-ap/alien88mk2 GitHub Wiki
Installation Guide
ALIEN88 Mk-II Installation Guide
キット同梱物の確認
自作キットを入手したらまず同梱物の確認を行ってください
パーツ | 数量 | |
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メインインボード(PCB) | 1枚 | |
アクリル製トッププレート | 1枚 | |
アクリル製ボトムプレート | 1枚 | |
Chock v1用2Uスタビライザー | 5組 | |
タビライザアタッチメント(2U→3U変換) 切り離して使用 | 4個 | |
スタビライザ用スペーサ 4種 大x2組、小x3組 | 計10枚 | |
スペーサー M2 3mm | 9個 | |
ネジ M2 3mm | 9個 | |
ネジ M2 5mm | 9個 | |
ゴム足 | 6個 | |
Chocスイッチソケット | 90個 | (ハンダが必要なキットのみ) |
ロープロ ロータリーエンコーダー | 1個 | (ハンダが必要なキットのみ) |
キット以外に必要なパーツの準備
キット以外に必要となる部品を準備します。
パーツ | 数量 |
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Choc v1 ロープロファイルスイッチ | 90個 |
Choc v1 用キーキャップ | 1セット ※1 |
ロータリーエンコーダーノブ | 1個 ※2 |
USB Type-Cケーブル | 1本 |
本品に適合するキーキャップ、キースイッチおよびエンコーダーノブの詳細はこちらをご覧ください
組立に必要な道具を準備
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必須なツール
- 精密ドライバー (プラス0番)
- はんだゴテと関連ツール一式 (ハンダ付けが必要なキットの場合)
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必要に応じてあると良いツール
- ラジオペンチ (折れてしまったキースイッチのピンをもとに戻すために使用) ‐ ニッパー または ハサミ (ランナーでつながったパーツを切り離すために使用)
- 紙やすり (PCBのバリ削り用。#120くらいの粗めのもの)
- 黒のマジックペン (基板の側面を装飾目的で黒く塗るため)
- スイッチプラー (キースイッチを取り外す道具。なくても爪先で引っ掛ければ取れます)
手順1. 部品をはんだ付けする
スイッチソケットをPCBの裏面にはんだ付けします。 (はんだ付け済のキットを利用している場合は、このはんだ付け作業は不要です)
ロータリーエンコーダはPCBの表側から取り付け裏側からはんだ付けします。
キットに同梱されるロープロファイル用エンコーダーはプッシュスイッチ用2足は実装されていません。お好みに応じてプッシュ対応のAlps EC12シリーズ互換のものを使用することもできます。
手順2. ボディを組み立てる
キーボードのボディを組み立てます。
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もしアクリル板に保護紙がついている場合は組み立てる前に剥がし取ります。 またメインボードの側面をマジックペンで黒く塗って外見を整える場合はこのタイミングで行うのがよいでしょう。
アクリル板は繊細で折れやすいので取り扱いには注意してください。
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ボトムプレートにスペーサを9箇所取り付けます
ボトムプレートの裏側から 短い方のネジ(3.0mm)を使い、表側にスペーサが来るように取り付けます。 下図を参照してプレートの表裏に注意してください。
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ボトムプレートの上に、メインボード、トッププレートの順に重ねてネジ止めします。
トッププレート側から 長い方のネジ(5.0mm)を9箇所ネジ止めします
手順3. スタビライザーを取り付ける
スタビライザーを組み立てて本体へ取り付けます。
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スタビライザーのステムをソケットに下方向から挿入します(向きに注意)
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バーを挿入します
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スタビライザー用プレート(A)を上方向からかぶせます
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スタビライザー用プレート(B)とともに本体へ取り付けます
スタビライザー用プレートに張りがある場合や、アクリルにきつくて入らない場合は紙やすりで側面を削って調整してください。
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3Uサイズのキーをスタビライザに装着するには、付属のアタッチメントを使用します。
パーツがランナーで繋がっている場合は切り離してください。
手順4.スイッチとキャップを取り付ける
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スイッチをキーボードへ取り付けます
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キーキャップを取り付けます
手順5. テスト
5-5 PCとの接続確認
キーボードをUSBケーブルでPCへ接続し、次の項目を確認してください。
- ホストPCに、「ALIEN88 Mk-II」という名前のキーボードとして認識されること
- キーボードのLEDライトが光ること
5-2 キースイッチの反応をテストする
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VIALというツールを使用してイッチの試験を行います。方法は下記の2種類。
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WebブラウザからVIALを使う
下記URLを開き、画面の 'Start Vial Web' をクリックします。
アプリのインストールが不要なので簡単ですが、キーテストを行う際 F1やF11などにブラウザが反応してしまうのでちょっと注意が必要です
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アプリをダウンロードしてVIALを使う
下記URLを開き、画面の 'Download VIAL' をクリックします。
自分の環境に必要なモジュールをインストールしてVIALアプリを起動します。 アプリ版の場合はキーマップの保存と読み込みが可能なので、可能であればこちらを推奨します。
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(web版の場合)デバイスリストから"ALIEN88 Mk-II"を選択し接続ボタンをクリックします
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キーマップ編集画面が開いたら、上部タブから 'Matrix Tester'をクリック
'Matrix Tester'画面では、キーボードのスイッチが正しく反応するかを確認することができます。 すべてのキーのが反応することを確認してください。
ロータリーエンコーダーはテストモードで反応しないようです。出荷時はマウスホイール左右が割り当てられているので、なにか手近のアプリで試してください。
反応しないキーがあった場合 は trouble shooting を参照して下さい。
すべてのキーの反応が確認できれば、組み立ては完了です。
Trouble-shooting
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反応しないキーがある、あるい反応が渋い
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原因1: キースイッチのピンが折れている
スイッチをキーボードに乗せるときピンが折れているかもしれません。キーが反応しないトラブルのほとんどはこれが原因です。一度スイッチを取り外して確認して下さい。
もしピンが折れていたらラジオペンチを使ってそっと伸ばしてから再び取り付けて下さい。 折れてしまったピンの例
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原因2: スイッチソケットのハンダ不良
ススイッチのピンに問題ないような場合は、他のスイッチと交換してみてください。 それでも反応がない場合は基板の問題の可能性があります。
可能であればメインボードを取り外して裏面をよく確認してみてください。製造時もしくは輸送時に 何らかの原因でハンダ不良になっている可能性があります。
問題が解決できない場合は販売元に連絡してください。 あなたがハッカーであればハンダを当ててリペアしてみてください。
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