4_1_クイックスタート - gaj-cg/ray-mmd-docs-ja GitHub Wiki
MMDを起動した状態(新規作成)からの説明です。最低限の設定(下準備)ですので、マテリアルやライト等追加の設定が必要になってきますが、それらは各章の説明を参照してください。
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ray.xを追加する
ray.xをMMDにドラッグアンドドロップで追加します。少し時間がかかります。場合(OS?)によっては黒背景になります。
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アンチエイリアスをオフにする
MMDの「表示」メニューからアンチエイリアスをオフにします。
1.で変わった黒背景が白背景にもどりました。
※アンチエイリアスはray-mmdのものが使用されます。 -
スカイボックスを追加する
Skyboxフォルダの中から、任意のスカイボックスを追加します。詳細については「7. スカイボックス」を参照してください。
ここでは、「Helipad GoldenHour」を追加してみます。-
「Skybox\Helipad GoldenHour」フォルダを開き
Sky with box.pmx
をMMDに追加します。 -
MMDの「モデル描画順」で一番上に。(これはスカイボックス共通の操作)
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Sky with lighting.fx
を「EnvLightMap」でスカイボックスに割り当てます。(デフォルトではskylighting_none.fx
が割り当てられています。)
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注意:
割り当てるfxは必ず同じフォルダのものを割り当てて下さい。別フォルダのものを割り当てると、Skyboxからのライティングが正しいものになりません。
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モデルを追加する
MMDに任意のキャラクター、ステージを追加し、MMEの「Main」タブでモデルを選択してmain\main.fx
を割り当てます。
※ 複数のモデルを選択する場合、ShiftキーやCtrlキーが利用できます。モデルを追加すると、「MaterialMap」タブに
Materials\material_2.0.fx
がデフォルトマテリアルとして割り当てられます。
マテリアルの設定は、「MaterialMap」にマテリアルのfxを割り当てることによって行います。-
注意:
拡張子.x
ファイルのもの(アクセサリやステージなど)は対応していません。
PMXに変換すれば使えますが、変換する場合はモデルの規約を確認してから行いましょう。
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注意:
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ray_controller.pmxを追加する
ray_controller.pmx
をMMDにドラッグアンドドロップで追加します。このコントローラーを使う事により、ライトやSSAO、ブルーム、色調等の調整ができます。
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ここまでで必要最低限の設定が完了です。
必要に応じてマテリアル、ライト、エフェクト等の追加を行いますが、これらについては各項目の説明を参照してください。此処までの結果にメインライトの調整を行ったもの。
追加の順番はこの説明の順番通りでなくてもかまいません。
先にモデルやモーションなどをセットアップした後にray-mmdを追加した場合、「モデルの描画順」でスカイボックスのpmxが一番上、「アクセサリ編集」でray.x
が一番上になるように再設定すれば問題ありません。
大抵の場合、割り当てるfxとタブを間違えている事が多いです。慌てずしっかり確認してみましょう。間違った設定を正しく設定し直した後、「MMEffect」メニューから「全て更新」が必要な時もあります。
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ライトに照らされていない場所が真っ黒になる。
Skyboxの「EnvLightMap」タブへの設定し忘れ。 -
表示が緑や紫になる。
マテリアルのfxやskyboxのライティング用のfxを「Main」タブに割り当ててしまった場合。割と多い事例だと思います。下の図は
Sky with lighting.fx
を「Main」タブに設定してしまった例。この場合は一度Skyboxを削除し、再度追加の手順を行ったほうが早いと思います。
Model : Hatsune Miku V4X Model by Digitrevx / 屋上風ステージ by KTY