122_MyProject - embedded-kiddie/beauto-rover-arm GitHub Wiki

1.2.2 ビュートローバー用新規プロジェクトの作成

ここでは、ビュートローバー用のプロジェクトを CMSIS と紐付けて作成し、コンパイル時に正しく実行ファイルが生成されるようプロジェクトのプロパティを設定する手順を示します。

1. 新規プロジェクトの作成と CMSIS への紐付け

左下の「Quickstart Panel」から「New project…」をクリック、「LPC13xx → C Project」を選択します。

ちなみに「LPCOpen」を選んだ場合は LPCOpenライブラリ をインポートすることになり、また「C Project (Semihosted)」は LPCXpresso のコンソールにデバッグ出力(例えば printf())をしてくれる仕掛けを含んだものとなります(要 LPC-Link)。

続いてプロジェクト名を設定し、

再び LPC1343 を選択、

CMSIS ライブラリとして CMSIS_CORE_LPC13xx を設定、

DSPは使わないのでそのままスルーし、

もしかしたら SWD(Serial Wire Debug) は使うかもしれないので SWO は選択しておきます。

CRP(Code Read Protection) と src ディレクトリに加えて inc ディレクトリを作成するチェックを入れたら完了です。

2. プロジェクト・プロパティの設定

新規プロジェクトを作成後は、プロジェクトのプロパティを修正し、エミュレータ経由で実行するための ARM ELF ファイル .axf(ARM Executable Format)を USB 経由の ISP(In-System Programming)でフラッシュに書き込むための .bin 形式に変換する設定を行います。

作成したプロジェクトのソースコード(何でも良い)をメイン画面に表示させ、メニューから「Project → Properties」を選択します。

「C/C++ Build → Settings」と進み、① All Configuration を選択、② Build steps のタブを選択、③ Post-build steps の Edit ボタンをクリックします。

テキストボックス内の下2行先頭についている「#」(コメント記号)を削除して OK を押したら設定完了です。


次は USBシリアル通信プロジェクトのインポート です。