Ubuntu VAIO Type Z - eiichiromomma/CVMLAB GitHub Wiki

(Ubuntu) VAIO Type Z(VGN-Z92YS)に関する話

#LCDの明るさ変更

Fnキーの挙動

スピーカの調整は可能だが、明るさは駄目。

NVIDIA X Server Settings

X Server Color CorrectionでBrightnessとContrastを弄る。 Brightnessはやや下げて、Contrastで切片を0にする。

カーソルだけ妙に明るい状態ではあるが、画面全体が眩しいのは避けられる。

SPEEDモードの利用

NVIDIAのドライバ

NVIDIAから最新版を入手してsudoでシェルスクリプトを実行すれば勝手にインストールしてくれる。

STAMINA-SPEED

この機種はハードウェアスイッチによってGPUを切り換えられるのが特徴。 それがLinuxではかなり面倒なことになっているらしい。

切り替え方法の概要

モジュール単体での切り替えは困難なようで、Windowsでリブートさせるとスイッチの設定が生き続けるのを利用する。 自分の場合ExpressCard34のSSDにインストールしたので

  1. BIOSでOther Deviceのbootを可にして優先順位をHDDより上にしておく
  2. Vista起動(SPEEDモード)
  3. SSD差し込み
  4. Vistaで再起動
  5. Ubuntu起動

の流れとなる。

※と、書いたもののイマイチ再現性が良くない。VistaでSPEEDモードのままシャットダウンすると、電源オン時もSPEEDモードが維持されていたりする。

ただし、モジュールの導入が必要。

sony_laptopモジュール

を参考に導入。

からソースを拾ってきて

sudo make ; sudo make install

で導入できる。(カーネルモジュールのビルド環境は必須)

以下の内容の/etc/modprobe.d/sony_laptop.confを作成

options sony_laptop speed_stamina=3

そしてブート時のカーネルパラメータに

acpi_osi="!Windows 2006"

を加える。

確認

Windowsから再起動したときにSPEEDが点灯し続けていれば成功。

※一旦SPEEDモードで起動できれば特にWindowsからの再起動は不要な様子。

システム-設定のNVIDIA X Server Settingsからも確認できる。

注意点

電源オフから使おうとするとintelチップを使おうとしてXが起動しなくなる場合がある。 回避法は上記のサイトで紹介されているので参照のこと。

#CUDAの利用

導入前

NVIDIAのドライバの導入が終わっていれば簡単。

からツールキット,SDK,デバッガを入手する。

導入

ツールキットとデバッガはsudoでシェルスクリプトを実行する。 SDKはそのまま実行。

/usr/local/cudaにインストールされる。

PATHに/usr/local/cuda/binを、LD_LIBRARY_PATHに/usr/local/cuda/libを加える。

サンプルの実行

~/NVIDIA_CUDA_SDKに移動してmakeするだけでビルドできる。

cd ~/NVIDIA_CUDA_SDK;make

cd bin/linux/release
ls

とすれば出来上がったサンプルが分かる。

エラーが発生したら

-l?? not found

みたいなエラーが出た場合はライブラリがインストールされていない。 aptitudeで??を検索してlib??-devとなっている開発用パッケージを導入して再度make。