TrueCrypt Basic - eiichiromomma/CVMLAB GitHub Wiki

(TrueCrypt) Basic

TrueCryptの基本の基本

前提

以下の前提で作業を行なう

  • USBメモリは1GB
  • eドライブがUSBメモリ
  • ボリューム名は「消さないで」(偶発的な事故を避けるためだがLinuxや英語版Windowsでも使いたいなら半角英数字が望ましい)

ボリュームの作成

ボリュームの作成を選択するとウィザードが起動する。

標準TrueCryptボリュームの作成

ボリュームの位置はUSBメモリにする。名前は任意。拡張子".tc"は付けなくても良いが、後で何のファイルか分からずに消さないよう注意。関連付けを考えると.tcがあると便利だが、TrueCryptのボリュームという事がバレる。付けない方がより安全。

暗号化オプション

より強力な暗号を用いれば解読される恐れが減り、安全にはなるがその分読み書きが遅くなる。

ベンチマーク機能を使うと、そのマシンでの処理能力が分かるので目安にする。

ボリュームのサイズ

後で説明するトラベラーズディスク機能のためや、外部でのプレゼン等で絶対に閲覧できないと困る場合のために多少の空きを残しておく。

ボリュームのパスワード

これがキモになる訳だが、下に書かれている通り、短かかったり単純な単語だけのパスワードは避けるべき。意味の無い文字の羅列と自分が絶対に忘れない単語を組み合わせるとまずまず堅牢。

ボリュームのフォーマット

ファイルシステムはFATのまま。USBメモリに直書きなので少々時間がかかる。

完成。

マウント

のように空きドライブ番号を選択し、作成したボリュームを指定してマウントする。 ↑の場合、Gドライブが表われる。あとは通常の読み書きを行ない、使い終えたらアンマウントする。