Scilab Ubuntu - eiichiromomma/CVMLAB GitHub Wiki

(Scilab) Ubuntu

UbuntuでのScilabについて

/usr/lib/scilab-x.x/macrosでのエラー

toolboxはここにインストールされる筈なのだが、ソースからビルドしたtoolboxを入れようとすると、NameやLibが無いと言われてエラーになる。 確かにMake.libを見るとLibやNameなる物を利用しているようだ。

という訳でScilab自体をソースからビルドしてインストールしてみたところ、LibやNameはスクリプトではなくELFのバイナリとして作成されていた。 パッケージに含まれないということは、ユーザが後付けでtoolboxをゴチャゴチャ突っ込ませないようにするため? Feistyではソースからインストールするのが正解かも。

ちなみにScilab4.1.1+SIP0.4.0-rc1で動作確認。

scilabとsipのビルド

ソース

からscilabとanimalとsipのソースを入手。

scilab

./configure --without-java
make all
sudo make install

でインストール完了。

animal

autogen.shを実行する。 変なエラーが発生する場合はlibtoolやautomakeがインストールされていないのでaptitudeでパッケージを入れる。 あと確かimagemagickも必要。 あとは

./configure
make
sudo make install
sudo ldconfig

とする。

sip

src/mogrify_int.cとsip_config.h(cvsの場合は不要)に手直しが必要 mogrify_int.cは

stat = MogrifyImage(image_info, argc, argv, &image);

となっている箇所を

stat = MogrifyImage(image_info, argc, argv, &image,&exception);

に変更。

sip_config.hは

#ifndef SIP_MAGICK_DEFAULT_COMPRESSION_QUALITY 
#define SIP_MAGICK_DEFAULT_COMPRESSION_QUALITY  UndefinedCompressionQuality 
#endif

となっている箇所を

#ifndef SIP_MAGICK_DEFAULT_COMPRESSION_QUALITY 
#define UndefinedCompressionQuality  0UL 
#define SIP_MAGICK_DEFAULT_COMPRESSION_QUALITY  UndefinedCompressionQuality 
#endif

とする。

あとは

./configure
make
sudo make install

として

make autoload

とすると.scilabにsipを読み込む命令が書き込まれる。