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(OSG) Mac OS X

Mac OS XでのOpenSceneGraph 3.0の導入(SVN)

ソースからコンパイルしてSVNを導入

ソースとデータの入手

適当なディレクトリで

svn co http://www.openscenegraph.org/svn/osg/OpenSceneGraph/tags/OpenSceneGraph-3.0.0 OpenSceneGraph

でOpenSceneGraphにソースが置かれる。以後svn updateするだけで最新のソースが手に入る。

同様に適当なディレクトリで

svn co http://www.openscenegraph.org/svn/osg/OpenSceneGraph-Data/tags/OpenSceneGraph-Data-3.0.0 OpenSceneGraph-Data

でデータが手に入る。このディレクトリは$HOME/.profileなどでOSG_FILE_PATHの環境変数に指定しておく。

ビルド

ライブラリ本体

cd OpenSceneGraph
ccmake ./

でCMakeの画面になるので

  • CMAKE_OSX_ARCHITECTURES:x86_64
  • OSG_DEFAULT_IMAGE_PLUGIN_FOR_OSX:imageio
  • OSG_WINDOWING_SYSTEM:Cocoa

の3箇所を変更して

make -j8

EXAMPLES

暫く待って100%まで成功したら再度

ccmake ./

として

  • BUILD_OSG_EXAMPLES:ON
  • wxWidgets_CONFIG_EXECUTABLE:空欄に
  • wxWidgets_wxrc_EXECUTABLE:空欄に

を変更。更にtを押して

  • GLUT_glut_LIBRARY:-framework GLUT -framework OpenGL

としてから

make -j8

これで100%まで行けば後はインストール。

注意点

他のOpenCV等のライブラリを手動ビルドで導入している場合,ccmakeでCMakeが/usr 以下を指定する場合がある。3rd partyのライブラリはmacportsを使っておいた方が無難なので/opt/localに置き換え,存在しない場合はmacportsで入れる。

但しMATHだけは

/Developer/SDKs/MacOSX10.6.sdk/usr/lib/libm.dylib

なので注意。

インストール

初めて導入する場合は

sudo  make install

で良い。

再度インストールする場合は

sudo make uninstall
sudo make install

環境変数の設定

  • OSG_FILE_PATH:Dataを入れた場所
  • DYLD_LIBRARY_PATH:/usr/local/libを追加
  • PATH:/usr/local/binを追加

これらを有効にした後に

/usr/local/share/OpenSceneGraph/bin/osglogo

でロゴが表示されマウスでグルグル回れば成功。