FreeBSD CFT2 - eiichiromomma/CVMLAB GitHub Wiki
FreeBSD) Let's Note CF-T2
(くるくるスクロール
Let's Noteの円形タッチパッドはSynaptics社製。portsにLinux用ドライバにパッチを当てて対応させたものがある。
cd /usr/ports/x11-servers/synaptics
make install clean
これだけ。 設定はpkg-messagesに書いてある通り/etc/rc.confと/boot/loader.confに行なうのだが、xorg.confの設定で
Section "ServerLayout"
:
InputDevice "Synaptics_Touchpad" "CorePointer"
EndSection
とあるが、これだとUSBマウスが使えない。
InputDevice "Mouse0" "CorePointer"
InputDevice "Synaptics_Touchpad" "AlwaysCore"
とすると共存可能。
Option "CircularScrolling" "on"
Option "CircScrollDelta" "0.5"
Option "CircularPad" "on"
もコメントを外してくるくるスクロールが使えるようになる。 変更が出来たら再起動。
初期値だとカーソルの移動に使える領域が狭過ぎるので
Option "LeftEdge" "1300"
Option "RightEdge" "5300"
Option "TopEdge" "1300"
Option "BottomEdge" "4700"
くらいが丁度良い。
電源管理(FreeBSD 6.1Beta)
estドライバがpowerdとして標準装備されている。/etc/rc.confに
powerd_enable="YES"
powerd_flags="-a adaptive -b minimum -n adaptive"
とする。 /boot/loader.confにも
cpufreq_load="YES"
を入れておく。 kldloadで後付けは止めたほうが良い。これが原因か不明だがエラーをボロボロ吐いてた。
温度管理
結論から言うと周波数を下げても45度以下にならない。 ファンレス構造の宿命だろうか。
無線LANを使っていない状況であれば、kldunloadするなりboot.confで該当箇所をコメントしておく。 熱さの原因は無線モジュールの気がする。
オススメの熱対策は冗談みたいだがアルミ製の中空の箱を左掌と本体の間に置くことで、PCI製のHDDケースが丁度良い。
CF-T2に限らず妙に左手の辺りが熱くなるのがLet's Noteらしい。 acpiで温度管理が出来る筈なのでsysctlでhw.acpiを叩いてみる。
#sysctl hw.acpi.thermal
hw.acpi.thermal.min_runtime: 0
hw.acpi.thermal.polling_rate: 10
hw.acpi.thermal.tz0.temperature: 38.8C
hw.acpi.thermal.tz0.active: -1
hw.acpi.thermal.tz0.passive_cooling: 1
hw.acpi.thermal.tz0.thermal_flags: 0
hw.acpi.thermal.tz0._PSV: 93.8C
hw.acpi.thermal.tz0._HOT: -1
hw.acpi.thermal.tz0._CRT: 99.8C
hw.acpi.thermal.tz0._ACx: -1 -1 -1 -1 -1 -1 -1 -1 -1 -1
詳しくは
man acpi_thermal
からも分かるが一応温度にあわせて周波数を下げる機能があるらしい。
で 紹介されているパッチを元に取得した温度が設定値より上がると周波数を下げるようpowerdを弄ってみる。
音源
/boot/loader.confに sound_load="YES" snd_ich_load="YES" を記述。
内蔵無線LANの自動接続(FreeBSD 6.1Beta)
NDISを試したり彷徨ったのだが上手くいかず。 Centrino用ドライバのページ に行き着きif_ipwを試すも認識せず。 半ばヤケになってif_iwiも試したら認識成功
kldload /boot/kernel/if_iwi0.ko
というわけで仕切り直し。
kldunload if_iwi
してからports/net/iwi-firmwareをインストール。
kldload if_iwi
ここ に従って
iwicontrol -i iwi0 -d /boot/firmware -m bss
/etc/rc.confで
iwi_enable="YES"
iwi_interfaces="iwi0"
iwi_mode_iwi0="bss"
でもって
sysctl dev.iwi.0.radio
として1になってれば成功。
ifconfig iwi0
で
status: associated
になってたらそのままdhclient iwi0で良いが、WEPを有効にしないとダメ
kldload /boot/kernel/wlan_wep.ko
として
ifconfig iwi0 ssid XXXXXXXXXXXXXXXXX wepkey 0xXXXXXXXXXXXXXX wepmode on
で
status: associated
となる筈。 あとは
dhclient iwi0
か
ifconfig iwi inet xxx.xxx.xxx.xxx netmask xxx.xxx.xxx.xxx
でオッケー。
ちなみに、有線の方を使って無線に切り替えるとdefault routeがrl0になっているので
ifconfig rl0 inet yyy.yyy.yyy.yyy
でダミーのIPを振っておく。
再起動時に有効にするために/boot/loader.confに
if_iwi_load="YES"
wlan_wep_load="YES"
としておく。 /etc/start_if.iwi0に↑のifconfigとdhclientまで書いておくと自動的に設定も完了。 (と書いたもののloader.confでの自動認識が上手くいかなくなってしまった。スクリプトでkldloadから始めると上手くいく)
Fnキー
kldload /boot/kernel/acpi_panasonic.ko
で使える。/boot/loader.confに
acpi_panasonic_load="YES"
としておく。
Xorg
Xorg -configure
に任せてxorg.confを生成すれば問題無し。 キーボードの設定に
Option "XkbRules" "xorg"
Option "XkbModel" "jp106"
Option "XkbLayout" "jp"
Option "XkbOptions" "ctrl:nocaps"
を入れておく。