1st week - dsuz/unity-game-dev1-1st-term-2020 GitHub Wiki

授業の流れの説明

前期でやることについて説明する。

  • 2D ゲームを作る
    1. 第1ターム - ブロック崩し
    2. 第2ターム - スクロールシューティングゲーム

環境の確認

Unity と Visual Studio がインストールされ、正しくセットアップされているか確認する。確認方法と、問題がある時の対処方法については「Visual Studio の Unity 用セットアップ」を参照してください。

(※)この授業では Unity 2019.3, Visual Studio 2019 を標準とします

Standard Asset のパッケージをダウンロードする

簡単な 2D のゲームを作るためのアセット(部品のようなものです)をダウンロードして、Unity のプロジェクトにインポートします。以下の手順でやってみましょう。解説動画(Ctrl+クリックで別タブで開きます)

  1. Unity Hub を起動し、新しいプロジェクトを作る

    • テンプレートは 2D にすること
    • 誤って 3D にしてしまったとしても後で変更できます
  2. StandardAssets2D.unitypackage をダウンロードしてプロジェクトにインポートする

    • このパッケージは "Standard Assets" の一部を抜き出したものです
    • Standard Assets 全体については後で説明します

各部分の説明

解説動画(Ctrl+クリックで別タブで開きます)

  1. Unity の各ウィンドウの説明
  2. 用語の説明
    • アセット
    • シーン
    • オブジェクト (GameObject)

Standard Assets(一部)を使ってみる

2D のゲームを実行する

まずは動くものを実行してみましょう。解説動画(Ctrl+クリックで別タブで開きます)

  1. Project ウィンドウの /Assets/Scenes/2dCharacter をダブルクリックして開く
  2. Play ボタンをクリックして実行する
    • 操作は以下の通り
      • カーソルキーもしくは AD で左右に動く
      • スペースでジャンプ
      • 左 Ctrl でしゃがむ

実際に作ってみる

先ほど動かしたものと同じようなものを作ってみましょう。解説動画(Ctrl+クリックで別タブで開きます)

  1. 新しいシーンを作り、保存する
  2. Project ウィンドウの /Assets/Standard Assets/2D/Prefabs 以下の次のアセットをシーンにドラッグ&ドロップして適当に配置する
    • CharacterRobotBoy(一つだけ配置する)
    • 以下の足場(複数配置してよい)
      • Platform04x01
      • Platform08x01
      • Platform12x01
      • Platform16x01
      • Platform36x01
    • CratePink(複数配置してよい)
    • PlatformRamp(複数配置してよい)
  3. オブジェクトとして設置した後は Move Tool(移動ツール)、Rotate Tool(回転ツール)を使って配置しましょう
  4. シーンを実行し、動作を確認する
  5. 実行を停止する
  6. Main Camera オブジェクトに Camera 2D Follow コンポーネントを追加し、Target に Hierarchy から CharacterRobotBoy オブジェクトをアサイン(※)する
  7. シーンを実行し、動作を確認する

(※)アサインとは設定でオブジェクトを割り当てるべきところに割り当てること

Standard Assets 全体を使ってみる

先ほど使ったものは Standard Assets の一部でしたが、他の部分も見てみましょう。

Standard Assets をインポートする

Standard Assets には他にも3Dゲームを作るためのアセットや、サンプルとして動くものがたくさん入っています。以下の手順でアセット ストアからダウンロードしてインポートし、動かしてみましょう。解説動画(Ctrl+クリックで別タブで開きます)

  1. Standard Assets をダウンロードし、プロジェクトにインポートする
  2. 以下の2つのエラーが出ることを確認する
    Assets\Standard Assets\Utility\ForcedReset.cs(6,27): error CS0619: 'GUITexture' is obsolete: 'GUITexture has been removed. Use UI.Image instead.'
    
    Assets\Standard Assets\Utility\SimpleActivatorMenu.cs(10,16): error CS0619: 'GUIText' is obsolete: 'GUIText has been removed. Use UI.Text instead.'
    
  3. 上のエラーを修正する StandardAssetsFix.unitypackage を追加でインポートする
  4. Project ウィンドウの /Assets/SampleScenes/Scenes の下に色々なシーンがあるので、開いて実行してみましょう

エディターウインドウをレイアウトする

各ウインドウを閉じたり、呼び出したり、レイアウトを変えてみよう。

参考

ブロック崩しの完成品を実行してみる

新しいプロジェクトを作り、Breakout.unitypackage をインポートして実行してみましょう。これからしばらくは、これの作り方を学び、改造・改良して自分のゲームを作ることを学んでいきます。

おさらい

以下の用語は覚えておきましょう。

  • 主な (General) ウィンドウ(一部をビューと呼ぶこともある)
    • シーンビュー
    • ヒエラルキーウィンドウ
    • インスペクター
    • プロジェクトウィンドウ
    • コンソールウィンドウ
    • ゲームビュー
  • 各ツール
    • Move Tool(移動ツール)
    • Rotate Tool(回転ツール)
    • Scale Tool(拡大・縮小ツール)
  • シーン
  • アセット
  • オブジェクト (GameObject)
  • アタッチ
  • アサイン

参考

  1. 主なウィンドウ
  2. その他のウィンドウ

学習リソース