基本的な設定 - dongaba/TVerRec GitHub Wiki

基本的に設定が必要な項目は以下の 3 項目です。

ダウンロード先ディレクトリの設定

$script:downloadBaseDirには番組をダウンロードするダウンロード先ディレクトリを設定します。

  • ダウンロード先ディレクトリとは、検証が終わった動画ファイルが配置される場所です。
  • 規定の設定では何も設定されていません。
  • 例えばC:\Users\yamada-taro\Videoにダウンロードするのであれば$script:downloadBaseDir = 'C:\Users\yamada-taro\Video'と設定します。
  • MacOS や Linux では$script:downloadBaseDir = '/mnt/Work'$script:downloadBaseDir = '/Volumes/Work'などのように設定します。
  • 相対パスではなく絶対パスで指定します。

作業ディレクトリの設定の設定

$script:downloadWorkDirには番組をダウンロードする際にできる中間ファイルを格納する作業ディレクトリを設定します。

  • 作業ディレクトリは、動画のダウンロード中に処理途中のファイルが配置される場所です。
  • 規定の設定では何も設定されていません。
  • 多数のファイルが作成され読み書きが多発するので、SSD や RamDrive などの高速なディスクを指定すると動作速度が向上します。(Linux ではメモリが潤沢にあれば /dev/shm 推奨)
  • 規定の設定では各ユーザの Temp ディレクトリ配下が設定されており、Windows 環境であれば変更しなくても動作します。
  • 例えばC:\Tempを作業ディレクトリとして使用するのであれば$script:downloadWorkDir = 'C:\Temp'と設定します。
  • MacOS や Linux では$script:downloadWorkDir = '/var/tmp'$script:downloadWorkDir = '/Volumes/RamDrive/Temp'などのように設定します。
  • 相対パスではなく絶対パスで指定します。

移動先ディレクトリの設定の設定

$script:saveBaseDirにはダウンロードした番組を移動する移動先ディレクトリを設定します。

  • 移動先ディレクトリとは、動画ファイルを最終的に整理するためのライブラリ等が配置されている場所です。
  • 規定の設定では何も設定されていません。
  • 例えばC:\TverLibraryを移動先にするのであれば$script:saveBaseDir = 'C:\TverLibrary'と設定します。
  • MacOS や Linux では$script:saveBaseDir = '/var/Video'$script:saveBaseDir = '/Volumes/RamDrive/Video'などのように設定します。
  • ここで設定したディレクトリ配下(再帰的にチェックします)にあるディレクトリと$script:downloadBaseDirにあるディレクトリが一致する場合、ダウンロードファイルが$script:downloadBaseDirから$script:saveBaseDir配下の各ディレクトリ配下に移動されます。同名のファイルがある場合は上書きされます。
  • 複数のディレクトリを移動先として指定する場合には $script:saveBaseDir = 'V:;X:' のようにセミコロン区切りで複数指定可能です。
  • この移動機能を使わずにダウンロード先のディレクトリで動画を管理するのであれば、設定する必要はありません。(その場合、動画ファイルは移動されません)

より高度な設定については高度な設定を参照してください。