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目次

  • 5W1H
  • 反省

5W1H

Who

江本真菜(えもとまな)ドミニクゼミ1期生

Where

  • 自宅
  • 早稲田大学戸山キャンパス会議室

When

  • 2018年12月6日(制作検証日)

What

  • ハッピーシェアイスクリームパーティー (『食×ライブ・エンタメ』で気軽にライブ・エンタメを体験してもらうことができる、人とライブ・エンタメを繋ぐ架け橋になる飲食店)

Why

  • 人の人生を明るく楽しくするきっかけを大好きなライブ・エンタメを通して創りたいと思ったから。

  • 高い!行ってみないと分からない!きっかけがない!というハードルの高いライブ・エ ンタメを気軽に体験できる空間として、日常に溶け込んでいる飲食店を選ぶことで、ライブ・エンタメについてもっと興味や関心を抱いてもらい、気軽に体験への一歩を踏み出すきっかけを提供したいと思ったから。

  • 大学生からアンケートを取って浮かび上がってきた3つの課題(・にわかだと行きにくい・行ってみてもいいとは思っているが、まだ一回も行ったことがないので敷居を感じている(きっかけがない)・そもそも興味がない)をどうにか改善するコンテンツを提案したかったから。

  • CDなどの売り上げが下がっている中、ライブ・エンタメの市場は拡大しているという現状は、 それだけ人々が日々の生活の中に何かを求めていると考えられるから。一方的な鑑賞から、参加型や体験型に変化しているということから、現代では、人々が求めるライブ・エンタメへの目的が変わってきてることが「体験」であると分かったから。

  • 卒論のテーマにするか最後まで迷った、挑戦することの楽しさや自分らしく生きること(表現)の素晴らしさも伝えることができるプログラムを考えたかったから。

How

1.ヒント

  • エンターテイメント性溢れる飲食店

  • バイト先のコールド・ストーンでの出来事(いつも通り歌いながらアイスを混ぜていると、合いの手を入れてきたり、踊りだしたり、一緒に歌うお客様がいた。それを一緒に来店していた人が笑いながら動画を撮ってSNSにあげていた。私は接客をしながら、これだ!と思った。私が考える、未来型コールド・ストーンを実演したいと考えた。コールド・ストーンにもっとライブ・エンタメの要素を加えるのであれば、今以上にお客様参加型のお店にする必要がある。そして思わずその体験をシェアしたい!と思うような仕掛けを考えなければいけないと思った。)

2.制作にあたるまで

  • 対象を10年後20年後に中心になって市場を動かす大学生に絞り、ライブ・エンタメにおける現状と問題を文献やアンケートを通して、明らかにした。
  • 人々にとって体験がとても重要であることが分かり、そこに欠かせないツールであるSNSとの関りも探った。
  • アンケートの結果を受け、私が提案したのは『食×ライブ・エンタメ』である。食事とライブ・エンタメを五感で体験できるレストランを創ることを決めた。

3.制作

  • お客様を巻き込みながら食の楽しさとライブ・エンタメの素晴らしさをみんなで体験するアイスクリーム屋さんを制作した。重要なのは、ただ一方的にエンターテイメントを届けるのではなく、みんなで一緒にお店(空間)を作り上げるということだということを意識してお店作りを行った。
  • 思わずシェアしたくなるような装飾やフォトスポットやアイスクリームのトッピングを用意した。パーティーのプログラムも、一度観た、聴いた、というきっかけから、人生観や価値観が変わるエンターテイメントの強みを活かしたものを考えた。

4.具体的な内容

  • ゼミ生8人に集まってもらい、1回あたり約2分間のパーティーを4回行った。

  • 流れやコンセプトの説明をした後、参加者はオリジナルのカップ作り行う。

  • 【パーティーのプログラム】

  • 1.パーティーが始まる前に参加者は用意されたパーティーグッズの中から好きな身に着ける。

  • 2.アイス混ぜ隊2人とそれ以外は盛り上げ隊になり、みんなでパーティーを創る。

  • アイス混ぜ隊の2人の掛け声からパーティーが始まる。

  • アイス混ぜ隊2人:掛け声「ハッピーシェアイスクリームパーティー!」

  • 盛り上げ隊:返し「スタート!!」

  • 音楽が流れ始めるとそれぞれ与えられた役割を行う。

  • アイス混ぜ隊2人:アイスクリームに好きなトッピングを入れていく

  • 盛り上げ隊:

  • 8カウント いいねダンス

  • 8カウント 逆いいねダンス

  • 8カウント×2 楽器演奏タイム:クラップでも可!(混ぜる二人はこの間にアイスの中身を整える)

  • 8カウント×2盛り上げ隊:アイスプレートの前に集まり、応援の言葉を投げかける

  • みんなが集まったらアイス混ぜ隊は混ぜ始める

  • 続いては、ライブ・エンタメでは必ず行われるといってもいい、

  • 定番のコールアンドレスポンスを行う!

  • アイス混ぜ隊①:「SAY〇〇(好きな言葉)」

  • 盛り上げ隊:「好きな言葉」

  • アイス混ぜ隊②:「SAY〇〇(好きな言葉)」

  • 盛り上げ隊:「好きな言葉」

  • 盛り上げ隊:終わり次第自由にハイタッチ(できれば全員と)

  • アイス混ぜ隊:アイスを混ぜ、完成したら合図!

  • アイスが完成したら、みんなで拍手をして終わり!

  • 最後はみんなで記念写真!

反省

【工夫した点】

  • 体験・認知・拡散を狙いたいと思ったので、思わずシェアしたくなるような体験や装飾を考えた。
  • オリジナルのアイスカップを作成してもらう際に、 シールを用意することで、苦手な人でもチャレンジしやすくした。
  • ライブTシャツやおソロコーデなどに習い、明るめの服装というドレスコードと、用意されたパーティーグッズを身に着けることで、一体感を高め、パーティーの世界観に入り込みやすくした。
  • アイス混ぜ隊と盛り上げ隊に分かれますが、 アーティスト側とオーディエンス側どちらも体験してもらった。
  • 実際のライブ・エンタメで行われているパフォーマンスや楽器演奏、コールアンドレスポンスもプログラムの中に取り込んだ。
  • ライブ・エンタメには必須のチケットも用意した。前日に名前入りのチケットを参加者一人一人にデータで送付した。

【できなかったこと】

  • 4回行った中で盛り上がりの差が生まれてしまった
  • 参加者が初対面同士の場合の検証ができなかった
  • 一度に楽しめる人数が限られてしまった

【なぜできなかったのか】

*参加者の恥を最初からは取っ払うコンテンツ力がなかった

  • スケジュールが限られていたため、ゼミ生を集めるだけもで精一杯だった
  • スペースやスタッフの数に限りがあった
  • →私一人で全てを行うには体力面でも金銭面でも、限界があった。

【今後の展望】

  • もしまたお店を企画する機会があれば、次は初対面同士の人たちでも気軽に盛り上がることができて、楽しめるようなパワーアップしたお店作りがしたい。参加者が主体であるスタイルは変えないまま、プロのエンターテイナーと一緒にパーティーに参加してほしいと思った。やはり初対面同士の参加者を巻き込んでライブ・エンタメの魅力を伝えるには、アーティストのような刺激やパワーを与えることができる人が必要だと感じた。私にはその役割を果たす実力がないため、キャスティングなどを含め、お店のプロデューサーとしてかかわりたい。 そしてお店がうまくいった際には、一度にもっと沢山の人を収容できるショーレストランを企画したいと思っている。その際、まずは期間を1年間の期間限定で設定する。その中でも1カ月ごとにショーの内容を変えたい。そうすることで、リピーターも狙うことができる。ショーのジャンルを変えることで、お気に入りのライブ・エンタメに出会うことができるきっかけにもなることができる。場所はライブ・エンタメがよく行われているドーム、アリーナ、ホールの近くが希望である。あるいは劇場や映画館などが多い日比谷エリアを想定している。このレストランでの体験をきっかけに、近くのドームやアリーナ、劇場に足を運んでほしい。 内容としては、1時間のショーを楽しみながら食事をする。お客様を巻き込みながら食の楽しさとエンタメの素晴らしさを届けるミュージカルを考えている。ターゲットは、ランチはライブ・エンタメ初心者で、ディナーはエンタメライトユーザー~ヘビーユーザーを考えている。ランチでは、お手頃価格で初心者でも楽しめる内容を、ディナーではもう少し本格的なショーを上演したい。ライブ・エンタメ初心者がランチでライブ・エンタメに興味を持った際は、ディナーにも足を運んでみてほしい。 このようなショーレストランは、気軽にライブ・エンタメを楽しむことができる場所として、最適だと思われる。しかし、まだテーマパーク以外の場所には少ない。関東圏に限定せず、ワゴンで各地のレストランに出張営業して、ライブ・エンタメの魅力を伝える活動も同時に行いたい。