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addXY

概要

• id名、識別子別のX, Y座標差分を管理する関数。処理後はid名の座標を再計算して反映します。
• 異なる識別子間のX, Y座標はそれぞれ維持されます。
• 過去に使用済みの識別子を使った場合、その識別子の値のみが上書きされます。

引数（括弧内はデフォルト値）

引数	型	必須	指定内容
_id	string	*	オブジェクトラベルに設定されているid名
_typeId	string	*	識別子。id別のX, Y座標差分は、この単位で管理する。
_x	number	*	X座標差分
_y	number	*	Y座標差分
_overwrite	boolean		上書きフラグ。デフォルトはfalse(座標設定を上書きしない)

返却値

• なし (指定された_idに合致するオブジェクトのtop, left属性を更新)

使用例

addXY(`mainSprite0`, `test`, 0, 15);
// mainSprite0 の left = 0px, top = 15px

addXY(`mainSprite0`, `test`, 0, 30);
// mainSprite0 の left = 0px, top = 30px

addXY(`mainSprite0`, `test2`, 0, 20);
// mainSprite0 の left = 0px, top = 50px (30px + 20px)

addXY(`mainSprite0`, `test3`, 10, 0, true);
// mainSprite0 の left = 10px, top = 0px　※上書きフラグがついているためリセット

addX / addY

概要

• addXYの単軸版。X軸もしくはY軸しか使わない場合、こちらを使った方が処理は少ない。

引数（括弧内はデフォルト値）

引数	型	必須	指定内容
_id	string	*	オブジェクトラベルに設定されているid名
_typeId	string	*	識別子。id別のX, Y座標差分は、この単位で管理する。
_x (_y)	number	*	X座標 (Y座標)差分
_overwrite	boolean		上書きフラグ。デフォルトはfalse(座標設定を上書きしない)

返却値

• なし (指定された_idに合致するオブジェクトのtopもしくはleft属性を更新)

使用例

addX(`mainSprite`, `addOption`, 30);
// mainSprite の left = 30px

addY(`mainSprite`, `addOption`, 70);
// mainSprite の top = 70px

addY(`mainSprite`, `addOption2`, 30);
// mainSprite の top = 100px (70px + 30px)

addY(`mainSprite`, `addOption2`, 30, true);
// mainSprite の top = 30px ※上書きフラグがついているためリセット

delXY

概要

• id名、識別子別のX, Y座標差分を削除する関数。
• 削除後、対象idのX, Y座標が再計算されます。

引数（括弧内はデフォルト値）

引数	型	必須	指定内容
_id	string	*	オブジェクトラベルに設定されているid名
_typeId	string	*	識別子。id別のX, Y座標差分は、この単位で管理する。

返却値

• なし (指定された_idに合致するオブジェクトのtop, left属性を更新)

delX / delY

概要

• delXYの単軸版。

引数（括弧内はデフォルト値）

引数	型	必須	指定内容
_id	string	*	オブジェクトラベルに設定されているid名
_typeId	string	*	識別子。id別のX, Y座標差分は、この単位で管理する。

返却値

• なし (指定された_idに合致するオブジェクトのtopもしくはleft属性を更新)

更新履歴

Version	変更内容
v39.4.0	・初期実装 (addX, addY, delX, delY)
v39.3.0	・初期実装 (addXY, delXY)