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addTransform

概要

• id名、識別子別のtransformを追加・変更する関数。処理後はid名のtransform属性を再結合して反映します。
• 異なる識別子間のtransformはそれぞれ維持されます。
• 過去に使用済みの識別子を使った場合、その識別子の値のみが上書きされます。

補足：g_transforms

• 下記の例の場合、次の意味になります。
  ⇒ mainSprite.style.transform = rotate(15deg) skew(10deg, 10deg) rotate(45deg);

g_transforms['mainSprite'] = new Map([
    ['playWindow', `rotate(15deg) skew(10deg, 10deg)`],
    ['frzReturn', `rotate(45deg)`],
]);

引数（括弧内はデフォルト値）

引数	型	必須	指定内容
_id	string	*	オブジェクトラベルに設定されているid名
_transformId	string	*	識別子。id別のtransformは、この単位で管理する。
_transform	string	*	CSSのtransform形式で指定。複数ある場合は半角スペースを入れる。

返却値

• なし (指定された_idに合致するオブジェクトのtransform属性を更新)

使用例

addTransform(`mainSprite`, `playWindow`, `rotate(15deg)`);
// -> transform: rotate(15deg)

addTransform(`mainSprite`, `frzReturn`, `rotate(5deg)`);
// -> transform: rotate(15deg) rotate(5deg)

addTransform(`mainSprite`, `frzReturn`, `rotate(10deg)`);
// -> transform: rotate(15deg) rotate(10deg)

addTransform(`mainSprite`, `frzReturn`, `rotate(15deg)`);
// -> transform: rotate(15deg) rotate(15deg)

参考）danoni_main.js で予約済みのtransition ID

• データ管理上は対象ID＋transition IDで一意。 他に影響しないようにするのであれば被らない名前にする必要がある。
• ただし、transitionを更新していくような場合は同じtransition IDを使い回すこともある。

対象ID	transition ID	用途
keyconSprite	root	キーコンフィグ画面で表示される矢印群のスケール
mainSprite	root	プレイ画面（ステップゾーン、矢印等）の初期スケール
mainSprite	playWindow	PlayWindow設定時に適用するTransition
mainSprite	frzReturn	FrzReturn設定時に適用するTransition
mainSpriteN	mainSpriteN	階層別の初期Transition
mainSpriteN	stepArea	StepArea設定時に適用するTransition
mainSpriteN	scrollch	階層変更時に適用するTransition

addTempTransform

概要

• id名に対して、一時的に別のtransformを付加する場合に使用する関数。
• ここで指定したtransformは他では転用されません。

引数（括弧内はデフォルト値）

引数	型	必須	指定内容
_id	string	*	オブジェクトラベルに設定されているid名
_transform	string	*	CSSのtransform形式で指定。複数ある場合は半角スペースを入れる。

更新履歴

Version	変更内容
v39.1.0	・初期実装