ベビーシッターは人生経験が問われる仕事 - asamesi/mae GitHub Wiki

知人の女性は、子育てが一段落してから、 ベビーシッターを長いことやっていました。

ベビーシッターの仕事は、赤ちゃんの世話だけでなく、 両親不在の日中の留守番を兼ねてということもあるので、 子供の年齢は様々で、中学生に進学するまで面倒をみた家庭もあったとのことでした。

大抵、家庭の主婦は不在で、お母様方も医者や教授、会社社長といった 有職者といった方々が多かったそうです。 ですので、朝彼女らが出勤する前に出向き、夕刻の両親が戻るまでの間、 子供の面倒を見つつ留守番をしていたそうです。

子供が幼稚園や保育園に通園しているのであれば、その送り迎えをし、 家に子供がいれば、ご家族の支持の下に食事を作り食べさせて、 子供が元気であれば、時に公園などに出掛けて一緒に遊んだり、 色々としていたそうです。 嫌な上司などいない職場ですし、 経済的に恵まれた環境にいる子供のためか、皆素直でおっとりとした性質で、 ストレスを感じることはあまりなかったそうです。

ただ、お母さん自体が多忙のためか、八つ当たりをされたりすることがあったりしたけれども、それは時々のことだし、機嫌の良い時ももちろんあるので、 大したことではなかったそうです。 ただこうしてストレスではなかった言い切れるそのベビーシッターの彼女は 人生経験豊富に積んでいるからだと思います。 多少のことに目をつむれる度量がないと出来ないし、 まして子供をあやし、時に躾けなければならないので 簡単なようで難しく、責任重大な仕事だと思います。 大宮光晶