新标准日本语中级第三课课文 - andrewxiechina/andrewxiechina.github.io GitHub Wiki
中国語の「ミンヅー」は多くの場合、姓と名の両方を指しますが、日本語では家族の姓を「名字」といいます。
すべての日本人が名字を持つようになったのは、明治時代になってからです。当時の政府が、すべての国民が名字を持つことを法律で決めました。それまで名字を持っていたのは武士や貴族だけでした。ですから、突然名字を持てといわれても、どんな名字を持てばいいの分かりません。人々は慌(あわ)てました。
しかし、名字をつけないわけにはいきません。そこで、多くの人が、地名や地形から名字をつけました。日本の名字に、「木」「林」「山」「川」など自然に関係する漢字が多いのは、そのためです。家が谷の中にあるから「中谷」、近くに大きな杉の木があるから「大杉」とつけられた名字もたくさんあります。また、日本で最も多い「佐藤」や「鈴木」は、昔の武士の名字や、地名からつけられた名字だといわれています。
日本人の名字の種類は、三十万近くあります。それでも世界の第二位です。第一位は多民族国家のアメリカで、その数は160万を超えています.一方、最も少ないのが韓国で300程度しかありません。また、世界で一番人数の多い姓は「李」で、約一億人いるそうです。