native_sdk_reference_motor_driver - aks3g/ai_mini_4wd_kit GitHub Wiki

Motor Driver処理用関数

定数一覧

型定義一覧

関数名一覧

名前 概要
aiMini4wdMotorDriverDrive DUTY比を指定してモータードライバを駆動します
aiMini4wdMotorDriverSetRpm 回転数[rpm]を目標値としてモーターをPID制御します
aiMini4wdMotorDriverSetPidGain PID制御に使用する制御ゲインを設定します
aiMini4wdMotorDriverGetDriveCurrent モータドライバに流れている電流値を取得します

関数定義

aiMini4wdMotorDriverDrive

DUTY比を指定してモータードライバを駆動します

定義

int aiMini4wdMotorDriverDrive(int duty);

説明

AIミニ四駆に登載されているモータードライバをDuty比を指定して動かします。 duty比は符号付の整数で指定し、-255 - 255 の間の値を設定できます。

引数

  1. duty : 符号付整数で表されたモータードライバに与える指令値

戻り値

  • AI_OK - 初期化成功
  • その他 - 何らかのエラー

aiMini4wdMotorDriverSetRpm

タイヤの回転数[rpm]を目標値として、モータドライバをPID制御します。

定義

int aiMini4wdMotorDriverSetRpm(int rpm);

説明

AIミニ四駆Kitではプロペラシャフトの回転数を取得し、その値をフィードバックすることで タイヤの回転数を目標値に保つように制御することが可能です。

この関数を実行すると、タイヤの目標回転数を設定し、システム側がモータードライバに対して適切な制御値を与えるようになります。

引数

  1. rpm : PID制御の目標値となるタイヤの回転数[rpm]

戻り値

  • AI_OK - 初期化成功
  • その他 - 何らかのエラー

aiMini4wdMotorDriverSetPidGain

タイヤの回転数をPID制御する際の制御ゲインの設定

定義

int aiMini4wdMotorDriverSetPidGain(float Kp, float Ki, float Kd);

説明

AIミニ四駆Kitではプロペラシャフトの回転数を取得し、その値をフィードバックすることで タイヤの回転数を目標値に保つように制御することが可能です。

この制御とはPID制御の事であり、この関数ではPID制御に利用される3つのゲイン(比例ゲイン、積分ゲイン、微分ゲイン)を設定可能です。 ゲインは、マシンの構造(タイヤのサイズや重さ、モーターの種別)によって適切な値が変わる為、実験を通じてパラメータを決定する必要があります。

引数

  1. Kp : PID制御で用いる比例ゲイン
  2. Ki : PID制御で用いる積分ゲイン
  3. Kd : PID制御で用いる微分ゲイン

戻り値

  • AI_OK - 初期化成功
  • その他 - 何らかのエラー

aiMini4wdMotorDriverGetDriveCurrent

モータードライバがモーターに対して流している電流の値を取得

定義

int aiMini4wdMotorDriverGetDriveCurrent(float *current_mA);

説明

モータードライバがモーターに対して流している電流(平均値)を取得します。

引数

  1. current_mA : モータードライバに流れている電流値を格納する先

戻り値

  • AI_OK - 初期化成功
  • その他 - 何らかのエラー