第三回大会要領 - aharalabMeiji/fireplaceAharaLab GitHub Wiki
第三回ハースストーンAI大会-デッキを作ろう!
第三回は2023年3月のGATで開催予定です。GAT2023
問題点の報告があります。(↓)
「決められたプールの中からデッキを作る」ことを競います。人間プレーヤーの参加(人手で構築したデッキで参加する)も歓迎します!!!
ハースストーンのクラシックカードについて、(完全に同じとは言いませんがほぼ同じ実装の)カードを準備しました。
大会用のリリース版はこちらです。(バグが見つかり次第、マイナーチェンジはあり得ます。最終版 2023/2/27 更新)
このカードプールから、通常と同じように、クラス(ハンターとかメイジとか)を選び、例えばハンターを選んだ場合には中立カードとハンターカードの中から30枚のデッキを構築してください。なお、LEGENDARYカードは1枚、それ以外の同一カードは2枚までしかデッキに入れられません。
ありがたいことに、多くのデッキを提示していただく見込みとなりましたので、予選を行うことにいたしました。大会予選では、募集のあったデッキと「9つのカードクラス×毎回ランダムに選ばれたデッキ」とでVectorエージェントを用いて対戦を9×100回おこない、勝率のよいデッキの上位5つを本戦出場デッキとします。
大会本戦では、募集のあったデッキで、100ゲームを1セットとして総当たり戦を行い、最も勝率の高かったデッキを優勝とします。
エージェントについてはデッキにあったエージェントを募集していただいてもよいですが、エージェントの添付がなければ標準仕様のVectorエージェントを用いることにします。
デッキは次のようなデータで応募してください。
MyDeck=['VAN_CS1_042','VAN_CS1_042','VAN_CS1_069','VAN_CS1_069','VAN_CS2_117','VAN_CS2_117','VAN_CS2_118','VAN_CS2_118','VAN_CS2_119','VAN_CS2_119','VAN_CS2_120','VAN_CS2_120','VAN_CS2_121','VAN_CS2_121','VAN_CS2_122','VAN_CS2_122','VAN_CS2_124','VAN_CS2_124','VAN_CS2_125','VAN_CS2_125','VAN_CS2_127','VAN_CS2_127','VAN_CS2_131','VAN_CS2_131','VAN_CS2_141','VAN_CS2_142','VAN_CS2_146','VAN_CS2_147','VAN_CS2_150','VAN_CS2_151']
もしくは、デッキコードでも募集可能です。(下の例はクラシックカードではないのでダメですが。)
beastDruid = "AAECAZICAA+t7AOz7APs9QP09gOsgASwgASHnwThpASIsgSuwASozgSB1ASe1ATW3gTd7QQA"
募集条件として、以下を守ってください。
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クラシックカードのみを用いること。
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LEGENDARYカードは1枚、それ以外の同一のカードは2枚まで
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カード総数は30枚
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デッキの特徴、AIを用いてデッキ構築をした場合にはそのアルゴリズムについて、簡単な説明をお願いします。
参考文献リスト
問題点の報告
予備的にいくつかの手製のデッキで調査を行いましたところ、次の問題点が判明しました。今回はこの問題点に関する運営としての対応を行いません。
- 応募があったデッキに対して、Vectorという人工知能エージェントによる対戦による勝率により優劣を判断します。ただし、Vectorは「秘策」カードを必要以上に低く評価することがわかりました。このことは「秘策」カードを有効に使ったデッキをVectorが上手にプレーできないという問題点を含みます。
エントリー
- 佐藤直之さん(佐世保高専)
デッキ: deckSatZoo : ウォーロックをヒーローとしたアグロ型デッキです。(俗称でいうところの「ズーロック」デッキです。)よくあるズーロックデッキから、本プラットフォームでは強さを発揮しにくいカード(ミニオンの「召喚位置」で効果性が大きく変わるタイプのカード)を抜いて、使い方が簡単な「高パワー・高体力のミニオン」を厚めに採用しました。(予選862/900)
エージェント:Vectorをベースとして、この自作デッキに特化した重みによる評価関数および、細かなヒューリスティックを2~3種類ほど組み込みました。
- 嶋田慶太さん(明治大学)
デッキ1: ミッドレンジドルイド: 1枚でアドバンテージを取りやすいカードを採用(闘技場モードでピック率の高いカードを採用。)ミッドレンジデッキ(序盤から盤面を強くする手段を持ち、盤面を制圧してそのまま押しきる。)盤面にいるだけで強いカード、ケアされなければ莫大なアドバンテージを得られるカードを基本的に採用。(予選648/900)
デッキ2: コントロールウォリアー : 上と同じ。(予選757/900)
- 阿原一志さん(明治大学)
デッキ1: デッキキャットドルイド1: デッキ構築プログラム「deckCat第1世代」の出力のうちのベストデッキ。最初は自分はランダムなドルイドデッキ、相手はランダムなクラスのランダムなデッキから初めて、勝ちゲームで使用されたカードの統計を取り、少しずつカード構成を決めていく手法を取る。(予選851/900)
デッキ2: デッキキャットハンター1: デッキ構築プログラム「deckCat第1世代」の出力のうちのセカンドベストデッキ。(予選826/900)
デッキ3: デッキキャットドルイド2: デッキ構築プログラム「deckCat第2世代」の出力のうちのベストデッキ。最初は自分はランダムなドルイドデッキ、相手はランダムなクラスのdeckCat第1世代デッキから初めて、勝ちゲームで使用されたカードの統計を取り、少しずつカード構成を決めていく手法を取る。(予選808/900)
問い合わせ
明治大学阿原研究室 ahara(at)meiji.ac.jp