ここは旧ページです。エージェントクラスによるエージェントのつくり方へ行ってください。

以下は古いバージョンの仕様です。新しい仕様のほうを参照してください。

1. まいかず、プレーヤ（以下ではエージェントと呼ぶことにします）専用のファイルを作ってください。クラスとか作る必要はありません。

2. エージェントの名前を決めてください。ここではたとえばAdorableCatであるとします。新しく作ったファイルのファイル名は「agent_AdorableCat.py」にしてください。（これはマストではないのですが、そろえておくと、他の人がわかりやすいと思います。）

3. 関数を一つ作ります。

   1:     import random
   2:     from utils import ExceptionPlay, Candidate, executeAction, getCandidates
   3:     from agent_Standard import postAction
   4:  
   5:     def AdorableCatAI(game: Game, option=[], debugLog=False):
   6:         while True:
   7:             myCandidate = getCandidates(game)
   8:             if len(myCandidate)>0:
   9:                 myChoice = random.choice(myCandidate)
   10:                executeAction(thisgame, myChoice, debugLog=debugLog)
   11:                postAction(player)
   12:            else:
   13:                return
   

とりあえずこれだけ書いておいて、あとで中身を作ります。optionとdebugLogは一応引数として（無意味であっても）入れておいてください。

4. start.pyをいじります。main()関数をみつけてください。20行目あたりの空いているところに、

    from agent_AngryCat import AdorableCatAI
    AdorableCatPlayer=Agent("AdorableCat", AdorableCatAI, myOption=[], debugLog=False)
   

のように書いておいて、33行目あたりを

    play_set_of_games(Human, AdorableCatPlayer, gameNumber=1, debugLog=False) 

としておくと、AdorableCatPlayerと人間との対戦ができるようになります。（各行の書き始めのインデント（桁下げ）をそろえる必要があります）

5. 上記プログラム中、7行目でmyCandidateという変数の中に「取りうる行動すべてのリスト」が代入されます。上記プログラム9行目では「ランダムに選ぶ」ことがおこなわれていますが、ここを変更して賢いエージェントを作ってください。また10行目でアクションの実行、11行めはアクション後の追加アクション（追加でもらえるカードをチョイスしたりする）を自動的に行う命令です。

6. 上記でファイル名agent_AdorableCat.pyと関数名AdorableCatAIとエージェント変数名AdorableCatPlayerは区別したほうがいいようです。なお、エージェント名は"AdorableCat"となっていますが、「自己対戦させる」ときには"AdorableCat1"、"AdorableCat2"のように区別してください。