らくらくNS(bat版)からの移行手順 - ahakuoku/rakurakuNS-plus GitHub Wiki

はじめに

らくらくNS+は、らくらくNS(bat版)とは全く別のソフトで、互換性がありません。
そこで、らくらくNS(bat版)からの移行方法をここに記しておきます。

なお、本記事の内容はすべてらくらくNS(bat版) v1.4.2かららくらくNS+ v0.1.3に移行する場合を想定して記載しています。
その他のバージョンの場合は異なる場合があります。

ダウンロード

こちらかららくらくNS+をダウンロードします。
ここでは、rakurakuNS-plus_(バージョン名).zipをダウンロードします。
Source codeからダウンロードすると、別のファイルがダウンロードされます。

ダウンロードしたファイルを解凍し、任意のフォルダに置きます。
らくらくNS+は、らくらくNS(bat版)とは異なり、任意のフォルダに配置しても動作します。
なお、代わりに設定で管理対象のサーバーのフォルダを指定する必要があります。

設定

config.template.pyというファイルがありますので、そのファイルをコピーしてconfig.pyに名前を変更してから編集を行います。
編集に使用するアプリはWindows付属のメモ帳でもなんでもかまいません。

下記にらくらくNS(bat版)とらくらくNS+との設定対照表を記載しますので、ご確認ください。

らくらくNS(bat版) らくらくNS+
use_nettool 廃止 ※1
nettool_password 廃止 ※2
launch_file server_name ※3
server_save 廃止 ※4
load_save 廃止 ※4
check_exe server_name ※3
server_address port_number ※5
company_password_x player_x_pw ※6
company_password_x_number player_x_pw ※6
autosave_interval autosave_interval
conflict_error_avoidanc (現在未実装)
ban_address_x (現在未実装)
world_monitor_link use_discord_bot
(該当なし) server_folder_path
(該当なし) restart_time

※1 らくらくNS+では、nettoolの使用が必須です。代替としてWindows版ではnettoolを同梱しています。
※2 らくらくNS+では、nettoolのパスワードをsimuconf.tabから自動取得するため、らくらくNS+側で設定する必要はありません。
※3 らくらくNS+では、単独でサーバーモード起動ができるため、launch_fileとcheck_exeの設定は統合されました。このため、サーバーモードのコマンドラインオプションをつけたショートカットを用意する必要はありません。
※4 らくらくNS+では、ポート番号からこれらの設定を自動で行います。
※5 らくらくNS+は、他の機器で実行されているサーバーをリモート操作することは想定されていないため、ポート番号のみ指定する形となっています。
※6 らくらくNS(bat版)ではcompany_password_xで指定したパスワードをcompany_password_x_numberで指定した会社にかける形になっていますが、らくらくNS+ではplayer_x_pwによって指定したIDの会社に直接パスワードを指定する方式となっています。

pythonと各種ライブラリのインストール

pythonをインストールします。python自体のインストール方法の解説はここではしませんので各自でお調べください。
pythonがインストールできたら、pip install psutil scheduleというコマンドを実行します。

いざ起動!

ここまで設定が済んだら、main.pyを実行しましょう。
GUIが立ち上がったら設定完了です。是非らくらくNS+の機能を体感してみてくださいね。