07. Handling Events - accgetter/React GitHub Wiki

ReactエレメントのイベントハンドリングはとてもDOMのそれと似ています。
幾つかの構文上の違いはありますが:

  • Reactのイベントはキャメルケースで命名される
  • JSXとして文字列でなくfunctionをイベントハンドラとして渡します

例えば、このHTML:

<button onclick="activateLasers()">
  Activate Lasers
</button>

これは若干Reactでは異なります:

<button onClick={activateLasers}>
  Activate Lasers
</button>

もう一つの違いとしては、Reactでは初期動作を防ぐ"return false"はできないことです。
必ず明確にpreventDefaultをコールする必要があることです。
例えば、プレーンのHTMLでaタグリンクが新しいページを表示することを防ぐには、このように書きます:

<a href="#" onclick="console.log('The link was clicked.'); return false">
  Click me
</a>

Reactではこのようにします:

function ActionLink() {

  function handleClick(e) {
    e.preventDefault();
    console.log('The link was clicked.');
  }

  return (
    <a href="#" onClick={handleClick}>
      Click me
    </a>
  );
}

ここで、e は模造的なイベントです。 React 定義では、
模造的なイベントはW3C仕様に準拠していて、クロスブラウザの互換性を心配する必要がありません。
模造的イベントについて詳しく知りたい方はここをみてください。

Reactを使う時は、一般的にはDOMがクリエイトされた後に、
リスナーを定義するために、"addEventListener" を呼ぶべきではないっす。
代わりに、エレメントが初期表示される際にまさにリスナーが提供されます。

コンポーネントをES6のクラス形式で定義するとき、
よくあるクラスのメソッドでのイベントハンドラのパターンは、
例をあげると、トグルコンポーネントというコンポーネントがユーザに
ONとオフの状態をトグルさせるボタンを表示するパターンです。

class Toggle extends React.Component {
  constructor(props) {
    super(props);
    this.state = {isToggleOn: true};

    // This binding is necessary to make `this` work in the callback
    this.handleClick = this.handleClick.bind(this);
  }

  handleClick() {
    this.setState(prevState => ({
      isToggleOn: !prevState.isToggleOn
    }));
  }

  render() {
    return (
      <button onClick={this.handleClick}>
        {this.state.isToggleOn ? 'ON' : 'OFF'}
      </button>
    );
  }
}

ReactDOM.render(
  <Toggle />,
  document.getElementById('root')
);

JSXのコールバック内のこの意味に注意する必要があります。
Javascriptでは、クラスメソッドはデフォルトではバインド(結びつけ)されません。
もし、this.handleClickにバインド(結びつけ)するのを忘れ、
onClickにそのイベントハンドラとして渡しても、その場合、
ファンクションがコールされても"undefined"を返します。

これは、React固有の振る舞いではありません。
それはjavascriptのファンクションの振る舞いの一部です。一般的に、
こんな風に「onClick={this.handleClick}」、
メドッソの後の() なしでメソッドを参照すると、
そのメソッドをバインド(結びつけ)る必要があります。
  bindが面倒であれば、いい回避策が2つあります。
実験的なプロパティの初期化のシンタックスを使えば、
正確にコールバックをバインドするプロパティイニシャライザーを使用できます:

class LoggingButton extends React.Component {
  // This syntax ensures `this` is bound within handleClick.
  // Warning: this is *experimental* syntax.
  handleClick = () => {
    console.log('this is:', this);
  }

  render() {
    return (
      <button onClick={this.handleClick}>
        Click me
      </button>
    );
  }
}

このシンタックスは、『Create React App』プロジェクトでは、デフォルトで有効です。
property initialize syntaxを使わなくても、アローファンクションをコールバックの中で使えます:

class LoggingButton extends React.Component {
  handleClick() {
    console.log('this is:', this);
  }

  render() {
    // This syntax ensures `this` is bound within handleClick
    return (
      <button onClick={(e) => this.handleClick(e)}>
        Click me
      </button>
    );
  }
}

このシンタックスの問題は、異なるコールバックがLoginButtonがレンダーされるたびに作られることです。
大体の場合問題ありませんが、コールバックが下位コンポーネントにproptとして
渡されるとそれらのコンポーネントは、余計な再描画をするかもしれない。
通常、なるべく少しでもパフォーマンスの問題を避けるために、
コストラクターでのbindか、propertiy intialize syntaxの使用を推奨しています。

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