VideoTracking - accessivr/accessivr-unity-sdk GitHub Wiki
360°ビデオの視線を解析する
360°ビデオの視線を解析するには下記のコンポーネントを設定します。
- VideoObserver(VideoPlayerごとにここは変ります)
- VideoAnalyzer
- VideoEyeTracker
VideoAnalyzerコンポーネントを追加
VideoAnalyzer コンポーネントに任意のVideo Idを設定してください。
※ Video Idは任意の文字列を指定することができますが、同一アプリケーション内で重複したIDを指定してしまうと集計結果がおかしくなってしまうのでご注意下さい。
VideoObserverコンポーネントを追加
Video の状態を監視するため VideoObserver コンポーネントを追加します
MovieTextureObserver がデフォルトで存在しますが、MovieTextureではパフォーマンスに問題があるので、AVPro VideoとEasyMovieTexture用のコンポーネントが存在します。
* Unity5.6 で追加されたVideoPlayerは対応予定です。
AVPro VideoとEasyMovieTexture用のコンポーネントクラスは、AccessiVR/Scripts/video の中に拡張子を変更してあるので、使用する際には拡張子を .cs_ から .cs に変更してお使いください。
AVPro Videoの場合
MediaPlayer コンポーネントが付いているGameObjectに AVProVideoObserver コンポーネントを追加します。
下記のようなコンポーネントがついていれば大丈夫です。
AVPro Videoの場合、Prefabとして 360SphereVideo が既に用意されているので、それを使うのがお手軽ですが、AccessiVRのビデオ視線解析と併用して使用する際には映像の向きが違うので注意が必要です。
AccessiVRでは赤いラインを正面としてデータを蓄積しますが、AVPro Videoの 360SphereVideo を使用する場合は青いラインが正面になってしまうので、SphereのRotationを変更して180°回転させる必要があります。
EasyMovieTexture の場合
MediaPlayer Ctrl コンポーネントが付いているGameObjectに EasyMovieTextureObserver コンポーネントを追加します。
EasyMovieTextureでもAVPro Videoと同じように正面の向きがずれています。
下記のように-90°回転させることで解析時の正面があうようになります。