I2V Kijai 版チュートリアル - Zuntan03/EasyWanVideo GitHub Wiki

Kijai 版の Wan 動画の生成環境で、画像から動画を生成します。

問題が発生したら『トラブルシューティング』を確認ください。
知りたいことについてチュートリアルでの説明がなかった場合は『よくある質問と回答』を確認ください。

必要なファイルのダウンロード

ダウンロードに時間が掛かるのため、先にサンプルをダウンロードします。 サンプルの内容を確認中に必要なファイルをダウンロードします。

  1. EasyWanVideo のインストール先にある、Sample/_Download.bat を実行してサンプルをダウンロードします。
  2. Download/Kijai_I2v.bat を実行しつつ、ダウンロードの待ち時間に Sample/*.mp4 でどんな動画を生成できるのかを確認します。
    • サンプルでは主に Wan 用 LoRA を使って動きを制御しています。
    • また、ダウンロード中に以下のチートシートも確認ください。

サンプルからの生成

必要なファイルのダウンロードが完了したら、ComfyUi.bat を立ち上げてサンプルを実際に生成してみます。

  1. Sample/*.png には生成設定の情報があり、ComfyUI にドラッグ&ドロップすると生成時の設定を確認できます。
  2. I2V の元画像となる 画像の読み込み ノードに、読み込んだ png を再度ドラッグ&ドロップします。
    • 動画生成時の画像と解像度やモザイクなどで一致しないため、同一の動画は生成できません。
    • 3/18 以前のサンプルでは、上部の LoRA 1~3 ノードの low_mem_load を有効にしてください。
      無効だとメモリ不足のエラーになります。
  3. シード ノードの Randomize Each Time で、シードをランダムにします。
  4. サンプルは長尺で高解像度なため、生成に時間がかかります。
    プロンプトの探索などのお試し生成では 動画のサイズ ノードで 長辺 短い動画の長さ ノードで 長さ 3秒 にします。
  5. 実行 ボタンで生成を開始します。
    • 古いサンプルでファイルが見つからないエラーが発生する場合があります。
      新しいファイルパスに設定し直してください。
    • 動作確認環境では 3秒の 368x480 動画を 5分半、5秒の 432x576 動画を 12分で生成できています。

SageAttention を利用できない場合は、低速: spda, 倍速: sageattn(インストールが必要) ノードの valuespda にします。

生成した動画はまだ素材です!お好みの動画を生成できたら、『動画の仕上げチュートリアル』に進みます。

ワークフローからの生成

サンプルのワークフローは生成当時のモノであり、内容が古い場合があります。
EasyWanVideo で用意しているワークフローは、EasyWanVideo 更新時に最新のワークフローに維持されます。

  1. 左側ツールバーの 📂 から Easy/ を開いて、Kijai_I2v のワークフローを開きます。
    • このワークフローは更新時に最新状態となります。
      • 編集する場合はメニューの ワークフロー-名前を付けて保存 で別名で保存してください。
      • エクスプローラで Worlflow/Easy/*.jsonWorkflow/ 以下のフォルダにコピーして利用することもできます。
  2. 画像を読み込む ノードで動画の元画像を読み込みます。
    • 画像を読み込む ノードを右クリックして Open in MaskEditor で、モザイク用のマスクを編集できます。
  3. プロンプト入力 ノードでプロンプトを入力します。
  4. 動画の長さ動画のサイズ のノードで、動画の長さと大きさを指定します。
  5. 処理の有効・無効を切り替え ノードでオプション機能を切り替えられます。
    • 画像からのプロンプト生成 を有効にすると、アニメーションが控えめになり破綻しにくくなる模様です。
  6. LoRA を利用したい場合は、LoRA の有効・無効 ノードで LoRA 1~3 ノードを有効にして、LoRA ファイルや強度を指定します。
    • 右クリック View LoRA Info で 情報表示(生成に影響無し) ノードで LoRA を選択して、View LoRA Info すると、トリガーワードや Civitai リンクといった LoRA の使い方を確認できます。
    • 720p 用の LoRA を利用する場合は、動画サイズの長辺を 720 pixel 以上にして、Wan のモデルを 480p 用から 720p 用に切り替えてください。
  7. 実行 ボタンで生成を開始します。
    • 動作確認環境では 3秒の 368x480 動画を 5分半、5秒の 432x576 動画を 12分で生成できています。

SageAttention を利用できない場合は、低速: spda, 倍速: sageattn(インストールが必要) ノードの valuespda にします。

生成した動画はまだ素材です!お好みの動画を生成できたら、『動画の仕上げチュートリアル』に進みます。

お手軽 LoRA 駆動動画生成

  1. Civitai などで 気になる Wan 用 LoRA を探します。
  2. EasyReforge などで Civitai サンプル動画に似た画像を生成します。
    • 荒い画像でよいので構図参考用画像を用意して、Anytest などの ControlNet を Ending Control Step: 0.1 ~ 0.3 ぐらいで軽く使うと楽です。
  3. ダウンロードした LoRA を Model/loras/ 以下に保存し、LoRA 作者のプロンプトを利用しつつ動画を生成します。
    • Wan では T2V 用の LoRA が I2V でも一定の動作をすることが多いようです。
⚠️ **GitHub.com Fallback** ⚠️