I2V 連結で状況変化する動画を生成 - Zuntan03/EasyWanVideo GitHub Wiki
I2V で生成した動画の最終フレームの画像からさらに I2V することで、状況が変化する動画を生成できます。
しかし分割して生成する都合上、動きの連続性が無くなったり、画質が悪くなったりします。
このデメリットをなるべく誤魔化す生成手順の紹介です。
- まずはどのような動画にするか計画を練ります。
- 使用予定の LoRA がある程度の打率で望む動画を生成できることを、先に確認しておきます。
-
EasyReforge などで I2V の元になる画像を生成します。
- 最終フレームの画像も指定する場合は、img2img でなく txt2img で ControlNet の Inpaint, Tile, Anytest などを使って変更したい部分を書き換えます。
以下は txt2img 部分書き換えの ControlNet 利用例:-
Inpaint_Kataragi
:Module inpaint_only+lama, Weight 1, Start 0, End 0.3, 書き換え箇所にマスク指定
-
NoobE_Tile
:Module None, Weight 1, Start 0, End 0.2
-
AnyTest_PonyDim256_v40
:Module None, Weight 1, Start 0.2, End 0.3~0.5
-
- 最終フレームの画像も指定する場合は、img2img でなく txt2img で ControlNet の Inpaint, Tile, Anytest などを使って変更したい部分を書き換えます。
- 画像が用意できたら、
Kijai_I2v
やKijai_I2vEnd
のワークフローで動画を生成します。 - 生成した動画の最終フレームの画像を取り出します。
Kijai_I2v
やKijai_I2vEnd
ワークフローでは、最終フレーム画像も保存する
を有効にすると、自動的に保存されます。
以下は、生成済みの動画から最終フレームの画像を取り出す手順です。-
GetLastImage
ワークフローで最終フレームの画像を取り出します。 - 最終フレームの画像そのままの I2V では動画の品質が下がってしまうので、
Upscale
ワークフローで 2~3倍に拡大します。
3倍に拡大したい場合は、画像を拡大
ノードのスケールバイ
を0.5
から0.75
に変更します。- img2img の Tile ControlNet で、更に高品質を目指すこともできます。
ただし高品質方向でも差が大きくなると変化が目立ってしまいますのでご注意ください。
- img2img の Tile ControlNet で、更に高品質を目指すこともできます。
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- 再び画像が用意できたら、
Kijai_I2v
やKijai_I2vEnd
のワークフローで動画を生成します。- 最初の動画生成と同様に、最終フレームの画像を txt2img 部分書き換えなどで用意できます。
- 生成した各動画に連結前の処理を施します。
Mosaic
でのモザイク掛け、ColorMatch
での色補正、FadeIn, FadeOunt
でのフェード、Upscale
での拡大、AddLabel
でのラベル付けなどです。 -
ConcatInterpolate
で動画を連結します。- 連結部にフレーム補間を掛けることで切り替わり部分を誤魔化しています。
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Interpolate
で全体にフレーム補間を掛けつつ、*.mp4
形式に変換します。