UI モデル - Zuntan03/EasyWan22 GitHub Wiki

EnhanceMotion

アニメーションのスピードを向上します。FastMix 用。

SelectModel

EasyWan22 標準の FastMix モデルとベースモデルを切り替えられます。
ベースモデルは CFG1 固定でない設定のため、隣の TextEncoderNag 以外を選ぶ必要があります。

TextEncoder

  • Kijai: 安定して利用できます。
  • Nag: Cfg 1 の高速生成でもネガティブプロンプトを利用できます。
    • が、良くも悪くも他の TextEncoder と異なる結果になってしまいます。
  • Native: fp8_scaledKijai よりも高精度ですが、VRAM まわりのトラブルが起きがちです。
    • VRAM に余裕を持たせて利用してください。

TorchCompile

  • Geforce RTX 20x0 以前などの古い GPU で、コンパイル最適化を正常に利用できない場合に無効化します。
    • その場合は合わせて ModelLoaderattention_modespda にする必要があるかもしれません。

ModelLoader

  • Lora(1~5)-(High|Low), Lora(1~5)-(High|Low)Strength
    • 手動で読み込む LoRA とその強度を設定します。
    • いわゆるトリガーワードは PositiveInput に入力してください。
  • BlocksToSwap
    • VRAM 消費量の話がよくわからない場合は 40 のままにしてください。
    • この値を減らすことでより高速に動画を生成できます。
      • 余剰 VRAM を高精度モデルの利用、動画の解像度や秒数の拡大、生成の高速化のいずれに利用するかは、お好みで。
    • offload_img_emb, offload_txt_emb, prefetch_blocks もスワップ関連の設定です。
      • prefetch_blocks1 を設定すると高速になる環境もあるようです。手元では遅くなりました。
  • base_precision
    • fp16_fast から fp16 に変更すると、速度は遅くなりますが精度が上がります。
  • quantization
    • GGUF でなく fp8 モデルを使用する場合は、モデルの量子化に合わせてください。
  • load_device
    • VRAM に余裕があるなら、main_device へのロードで高速化できるかもしれません。
  • attention_mode
    • Geforce RTX 20x0 以前などの古い GPU で SageAttention を利用できない場合に、sageattn から sdpa に変更します。
  • FastMix-(High|Low)
    • Download/diffusion_models/FastMix/Wan22-I2V-FastMix_*.bat で精度の異なる FastMix モデルをダウンロードして利用できます。
  • Base-(High|Low)
    • Download/diffusion_models/Base/Wan2.2-I2V-A14B-*.bat で精度の異なる Base モデルをダウンロードして利用できます。

FAQ

FastMix でなくベースモデルを利用したい

ModelSelectModelBase を選択し、隣の TextEncoderKijai を選択すると利用できます。
左下の Base-Sampler サブグラフで、より詳細な設定も可能です。

手元ではパラメータ調整を詰めきれておらず、EndImage との相性を改善できていません。
LoRA や EndImage の有無に関わらず、どの機能組み合わせでも良い結果を得られるオススメ設定があったら教えて下さい。