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AI ツールの大きなモデルが SSD 寿命に影響しませんか?

AI ツールの大きなモデルによる SSD 寿命への影響について、正確でない情報を元に必要以上に懸念されている場合があります。

安全を保証することはできませんが、心配な方は CrystalDiskInfo [日本語] [英語] の 健康状態 などを元に判断ください。

SSD 寿命に限らず PC は壊れるときは壊れます。本当に大切なデータはバックアップしましょう。

より詳細な説明

仮想メモリは物理メモリが不足している場合に、SSD などのディスク上のページファイルを使用してメモリを拡張する仕組みです。
AI ツールの大きなモデルが物理メモリに収まりきらない場合、ページファイルに書き込むことでモデルの一部をディスク上に置くことがあります。

AI ツールのサイズが大きいために心配になってしまいますが、実際の利用状況での積算書き込み量を元に判断してください。
SSD の読み込み量は、一般的には寿命への影響が軽微とされています。

  1. CrystalDiskInfo で SSD の型番と 総書き込み量 を手元に記録する。
  2. SSD の型番と TBW (Total Bytes Written) で検索し、SSD の総書き込みの想定量を確認する。
  3. AIツールを一週間程度使用し CrystalDiskInfo で、総書き込み量 の変化を TBW と比較する。
  4. さらに不安を解消したい場合は、以降も定期的に CrystalDiskInfo でドライブの 健康状態 を確認する。

SSD が複数ある場合は、健康状態 の良い SSD にページファイルを移すことで、より安定的な運用が期待できます。
ページファイルの配置場所は Windows の システムの詳細設定 - パフォーマンス オプション - 詳細設定 にある 仮想メモリ で変更できます。
AI 系のツールでは、カスタム サイズ ではなく システム管理サイズ がトラブル回避のために推奨されています。
HDD などの遅いディスクにページファイルを設定すると、PC 全体の速度が低下する恐れがあります。

タスクマネージャーパフォーマンス-ディスク タブの情報は読み込みも影響しますので、SSD の寿命を心配する観点では不適切です。
数回の生成ではなく、一週間程度の実際の利用状況を元に判断してください。