RecordPlay - YUKAI/codama-doc-r0 GitHub Wiki

codamaを使って録音・再生を行う

codamaを使って録音・再生を行うプログラムを説明します。

1. パッケージのインストール

まずは必要なパッケージをインストールしましょう。

$ pip install sounddevice
$ pip install scipy

2. プログラムの作成

プログラムの流れは次のようになります。

  1. 5秒間録音する。
  2. wavファイルに保存する。
  3. 録音データを再生する。

以下のPythonプログラムをcodama-doc-r0/examplesディレクトリ内にrecord_play.pyという名前で作成します。 録音ファイルを保存するためにcodama-doc-r0/examples/soundディレクトリも作成しておきましょう。

# 録音して再生する
import sounddevice as sd
from scipy.io.wavfile import write

# 録音の設定
SAMPLE_RATE = 16000     # サンプリングレート
DURATION = 5            # 録音時間(秒)
CHANNELS = 1            # モノラル

# 録音ファイルのパス
REC_FILE = 'sound/recorded.wav'

# 録音実行
print('Recording...')
recording = sd.rec(int(DURATION * SAMPLE_RATE), samplerate=SAMPLE_RATE, channels=CHANNELS)
sd.wait()
print('Recording stop')

# wavファイルに保存
write(REC_FILE, SAMPLE_RATE, recording)

# 録音ファイルを再生
sd.play(recording, SAMPLE_RATE)
sd.wait()

3. プログラムの実行

record_play.pyを実行するとcodamaを使って5秒間録音した後、スピーカーから再生します。 また、codama-doc-r0/examples/sound/recorded.wavに録音ファイルが保存されます。

$ python record_play.py

これでcodamaを使って録音・再生ができるようになりました。

次はウェイクアップ・ワードを作成するに進みましょう。