速字・速記符号の形状のモデル表記 - Wyess/text2shorthand GitHub Wiki

方向は大まかに8通りを基準とする。

N 上
S 下
W 左
E 右
NE 右上
SE 右下
SW 左下
NW 左上

各方向の直線は方向表記(方向指定子)の後に数値を続け、長さを表す。

E8 (右方向8mmの直線) 早稲田式の「か」
NE4 (右上方向4mmの直線) 早稲田式の「こい・こえ」

曲線はRもしくはLで表す。Rは右回り曲線。Lは左回り曲線。

ER4 (右方向右回り4mmの曲線) 早稲田式の「い」
EL8 (右方向左回り8mmの曲線) 早稲田式の「な」

円はCで表す(Circle) 円の回転方向もR/Lを使う。

E8CL1 (右方向8mm直線に左回り1mmの円) 早稲田式の「き」
ER8CR1(右方向8mm右回り曲線に右回り1mmの円) 早稲田式の「み」 E8CL4(右方向8mm直線に左回り4mmの円) 早稲田式の「く」

楕円はCに方向指定子を続ける。

E8CL1CSWR4 (右方向8mm直線 左回転1mm円 左下方向右回り4mm楕円)
早稲田式の同行省略を使って「きご・きこー・きごー」

CSWL4 (左下方向左回り4mm楕円) 早稲田式の「これ」

末尾を流す(弾く)場合はF (flick)を追記する。

E4 (右方向4mm直線) 早稲田式の「かい」
E4F(右方向4mm直線 末尾を弾く) 早稲田式の「きん」
E8NE1F (右方向8mm直線 右上方向1mm直線 末尾を弾く)早稲田式の「かん」

馬蹄形もしくはそれに類する形状(Cなど)はUで表す。(Ungula)

回転方向は必要に応じてR/Lを追記する。

USL4 (下方向4mmの馬蹄形) 早稲田式の「ない」
USWL4 (左下方向4mmの馬蹄形) 早稲田式の「こそ」
UWL4 (左方向4mmの馬蹄形) 早稲田式の「わ」
UER4 (右方向4mmの馬蹄形) 早稲田式の「さい」

字頭にかぎをつける場合はBで表す。(Barb: 釣り針の返しの形状)

必要に応じて回転方向を付記する。
BE8 (右方向8mm直線の頭にかぎ) 早稲田式のク省略で「かく」
かぎの方向を明示する場合はBRE8

点はPで表す(Point) (点の位置の記述法は未定)

交差はXで表す(Cross) (位置の記述方法は未定)

ゆり返しはJで表す(Jog)

E8J1E8 (右方向8mm直線を二つつなげる。つぎ目で1mm戻す。) 早稲田式の「か・か の連綴」