99_よくあるご質問 - Team-ViXtRiA/ViXtRiA-System_Audio_Component GitHub Wiki
よくある質問集
Questでログインしてみたが受信確認ができない
「Allow Untrusted URLs」にチェックが入っていますか?
Allow Untrusted URLsの設定はアップデートや再インストール等を実施した際に チェックが外れる(初期状態に戻る)場合があります
また、普段PCでプレイする方が久々にQuest単体でログインした、なんて場合も Quest版VRChatでは未チェック状態になっていることがあります
2023/5/23時点では、該当の設定項目は以下の位置にあります Settings ⇒ Comfort&Safety ⇒ Allow Untrusted URLs
Quest用ワールドのVideoPlayerへQuest専用URLが設定されていますか?
PC用の配信URLが 「rtspt://vrc-spa-adk.v4.softether.net:8554/samplekey」 である場合、Quest用URLは 「rtsp://vrc-spa-adk.v4.softether.net:8554/qsamplekey」 というように、専用キーの頭に小文字のqが付与されると共に、 URIスキームが「rtspt://」から「rtsp://」に変わります
Quest用ワールドのみAudioSourceの配置が正常ではない
「11_AudioSource_Quest」は有効になっていますか?
PC/Desktop版とQuest版では、仕様によりPC版はPCM 8ch、Quest版はAAC 6chと それぞれで配信データが異なります
これに伴い、PC版とQuest版ではチャンネルアサインも異なっていることから AudioSourceの配置と設定内容にも違うため、オブジェクトが分かれています
手間ではありますが、PC版向けワールドでは「10_AudioSource_PCVR」を有効にし、 Quest版ワールドでは「11_AudioSource_Quest」を有効にする必要があります
Questでワールドに入ると再生が始まるまでに時間がかかる
仕様です
Quest側VRCクライアントの仕様により、Questは再生が始まるまでに一定の時間を要します(※後述) ワールド接続からおよそ30秒ほどで再生が始まります また、この30秒待機はResync及びGlobalSync操作時にも発生するため、 Questユーザが同インスタンス内にいる場合でのGlobalSync操作には気を付けてください
※なぜ再生が始まるのが遅いのか?(詳細解説)
PCVR/Desktop(Windows)では配信サーバからRTSPで受信する際に「rtspt://」のURIスキームを用いることで、 配信サーバとTCP接続を確立して配信の受信が始まります (補足:UDPを強制する場合は「rtspu://」となります) これに対して、Quest版VRC(Android版AVProVideo)では「rtspt://」のURIスキームを扱えない為、 代替処置として「rtsp://」のURIスキームを用いてRTSP配信の視聴(受信)を行うことになります 「rtsp://」ではUDP/TCP共通のURIスキームであるため、基本的には手始めにUDPでセッション確率を試み、 UDP接続に失敗した場合は接続を諦めてしまうか、再生ソフトによってはフォールバックとしてTCP接続を試みます Quest2では一定回数のリトライののち、TCP接続にフォールバックする動きをします
したがって、QuestがRTSPサーバとTCPセッションを確立するには以下のような流れを踏みます UDP接続失敗⇒UDP接続リトライ(5回~8回)⇒TCP接続試行⇒TCP接続確率
このように、Quest2単騎でのRTSP配信を視聴する際には 初回のUDP接続試行が失敗し、続けてUDPでの接続を5回~8回リトライしてからTCPで接続して受信が始まる動作をとるため、 Quest2ユーザさんは配信映像が流れるまでに若干の時間を要することになります