Write the executable file - TarosGitHub/EmbOSLab GitHub Wiki

ビルド、書き込み、実行

dockerコンテナ(ゲストOSのUbuntu)内からWindows(ホストOS)のUSBポートにアクセスできないので、書き込みと実行はWindows上で行う。

共有フォルダの構成

ホストOSとゲストOSの以下のフォルダを共有しているものとする。

  • ホストOS

    C:/workspace/ubuntuh8_share/h8os
    
  • ゲストOS

    /home/h8os/
    

また、ゲストOSの共有フォルダに以下のようにGitリポジトリ(emboslab)をクローンしているものとする。

/home/h8os/repository/emboslab

emboslabのフォルダ構成は以下。

emboslab
  + src
    + bootload
      - Makefile
      - ...
  + tools
    + h8write
      - h8write.exe

ビルド

ゲストOS側で行う。

  1. emboslab/src/bootload内に移動する

    $ cd /home/h8os/repository/emboslab/src/bootload
    
  2. ビルドする

    $ make
    
  3. Sレコードフォーマット(kzload.mot)を作成する

    $ make image
    

書き込み

ホストOS側で行う。

  1. マイコンのディップスイッチを書き込みモードに設定し、電源を入れる

  2. C:/workspace/ubuntuh8_share/h8os/repository/emboslab/src/bootload に移動する

  3. 以下のコマンドを実行する

    % make write
    

    ただし、Makefile は例えば以下のように設定する。

    ポート番号はデバイスマネージャ等で確認すること。ポート番号は例えばcom3などである

    H8WRITE = ../../tools/h8write/h8write.exe
    
    H8WRITE_SERDEV = <ポート番号>
    
  4. マイコンの電源を切る

マイコン上のプログラムの実行

ホストOS側で行う。

  1. マイコンのディップスイッチを実行モードに設定し、電源を入れる
  2. TeraTerm等を立ち上げてシリアル接続で接続する。ここで接続するポート番号は上記の<ポート番号>
  3. マイコンのリセットボタンを押下する

例えば、TeraTermの場合、以下のように設定し接続する。

  1. [設定]-[シリアルポート]

    設定項目
    ポート <ポート番号>
    スピード 9600
    データ 8 bit
    パリティ none
    ストップビット 1 bit
    フロー制御 none
  2. [ファイル]-[新しい接続]-[シリアル]

    <ポート番号>を選択し、[OK]をクリック。

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