1. 基本 - Tamakichi/IchigoMsg GitHub Wiki

1.基本

1.1 概要

これは何?

IchigoMsgは8x8ドットマトリックスLEDを用いたメッセージ表示モジュールです.
シリアル通信経由でコマンドを送信することで、簡単にメッセージ文の表示が行えます.
ハードウェアとしてはArduino(Atmega328)上に構築しています.

メッセージ表示はあらかじめ登録したメッセージを繰り返し自動再生する機能と、
表示したいメッセージ文を随時コマンド送信して表示を行う2種類の機能があります.

実装方法については、「2.1. IchigoMsg実装例」 を参照して下さい.

1.2 スケッチのコンパイル

1)スケッチの入手 下記のリンクよりプロジェクト一式をダウンロードして下さい.

2)解凍しIchigoMsgフォルダを各自のArduino IDEの開発用フォルダに配置して下さい.

3)Arduino IDE開発環境にて必要なライブラリを入手しインストールして下さい.

4)Arduino IDEでIchigoMsgスケッチを開いて、コンパイル&書き込みをして下さい.

1.3 基本操作

最初のメッセージ表示

WindowsでTeraTerm等のターミナルソフトを使ってを使ってコマンドを送信してみよう!

TeraTermの設定

1)直接メッセージ文を指定して表示する

@?こんにちは、世界!

2)メッセージ文を登録して自動繰り返し表示を行う

@setmsg 0,こんにちは、世界!  
@setlist 0
@play 2

3)自動表示を止める

@stop

4)動きのあるメッセージ文を表示する

@setmsg 0,{s5}こ{s1}ん{s5}に{s5}ち{s7}は{s5}、{s1}世{s3}界{s5}!   
@setlist 0
@?{c100}{w500}{t40}
@play 2

5)起動時ロゴ表示無しの設定、今までの設定をEEPROMに保存する

@logo 0
@save

6)再起動して登録したメッセージが自動表示するのを確認する

7)登録したメッセージを確認する

@getmsg

8)メッセージ表示中に割り込んで猫(フォント定義)を表示する

@out 245A81A58181423C

9)停止して今までの設定をデフォルトに戻し、EEPROMに登録した設定を初期化する.

@stop
@default
@clsrom