SDKのビルド方法(GUI編) - SpriteStudio/SpriteStudio6-SDK GitHub Wiki
ここでは、GUI でのビルド手順について記載します。
GUI での開発環境の構築手順を含みます。
環境構築
Windows
下記をインストールしてください。
*1: Qt のバージョンは 6.9.0 を推奨しています。それ以外のバージョンを利用する場合は環境変数 QT_PREFIX
にて 該当バージョンの Visual Studio の root path を指定してください。(e.g. 6.9.1 を利用する場合は set QT_PREFIX=C:\Qt\6.9.1\msvc2022_64
か set QT_PREFIX=C:\Qt\6.9.1\msvc2022_arm64
と設定してください。)
*2: Qt Creator をインストールしてください
macOS
下記をインストールしてください。
Xcode と Qt 以外は homebrew を利用すれば下記コマンドでインストール可能です。
brew install git cmake
*3: Ss6Converter-Qt を Universal Binary 2 (x64 と arm64 両方対応)にするには Qt 本家から Qt をダウンロードしてください。Qt のバージョンは 6.9.0 を推奨しています。それ以外のバージョンを利用する場合は環境数 QT_PREFIX
にて Qt の root path を指定してください。(e.g. 6.9.1 を利用する場合は export QT_PREFIX=~/Qt/6.9.1/macos
と設定してください。)
ソース取得
git clone --recursive https://github.com/SpriteStudio/SpriteStudio6-SDK.git
Windows
Ss6Converter のビルド
フォルダの作成
SpriteStudio6-SDK
はチェックアウトしたSDKフォルダのパスになります。
SpriteStudio6-SDK\Build\build
フォルダを作成します。
Cmake(cmake-gui)を実行
Where is the source code:
に SpriteStudio6-SDK\Build
の絶対パスを設定します。
Where to build the binaries:
に SpriteStudio6-SDK\Build\build
の絶対パスを設定します。
Solution file の生成
Configure ボタンを押下します。
生成するプロジェクトのフォーマットを選択するダイアログが表示されるので Visual Studio 16 2022
を選択し、 Finish ボタンを押します。
Generate ボタンを押下し、成功すれば SpriteStudio6-SDK\Build\build
に Visual Studio のプロジェクト が生成されます。
Visual Studio Solution のビルド
SpriteStudio6-SDK\Build\build\sssdk.sln
を開きます。
ビルドターゲットを ALL_BUILD
を選択しビルドします。
SpriteStudio6-SDK\Build\build\Converter\{Debug|Release}
に Ss6Converter.exe
のバイナリが生成されます。
RUN_TEST
を実行すると、SpriteStudio6-SDK\Build\TestData
以下の sspj ファイルのコンバートの動作確認が実行されます。
Ss6Converter GUI のビルド
Ss6Converter GUI の開発環境構築には Qt と Qt Creator が必要となります。
Ss6Converter GUI は Ss6Converter の GUI ラッパーなので、 Ss6Converter バイナリが必要となります。 事前にビルドしてください。
Qt Creator を実行
Qt Creator で SpriteStudio6-SDK\Build\Ss6ConverterGUI\Ss6ConverterGUI\Ss6ConverterGUI.pro
を開きます。
Qt Creator でビルド
ビルド -> Build All Projects
を選択肢ビルドします。
SpriteStudio6-SDK\Build\Ss6ConverterGUI\build-Ss6ConverterGUI-XXX-{Debug|Release}
ディレクトリが生成され、
Ss6Converter GUI のバイナリは SpriteStudio6-SDK\Build\Ss6ConverterGUI\build-Ss6ConverterGUI-XXX-{Debug|Release}\Ss6ConverterGUI.app
に生成されます。
実行するには, Ss6Converter
のバイナリを SpriteStudio6-SDK\Build\Ss6ConverterGUI\build-Ss6ConverterGUI-XXX-{Debug|Release}
へ配置してください。
Viewer2 のビルド
Viewer2 の開発環境構築には JUCE が必要になります。
JUCE Projucer.exe を実行
Projucer.app を実行し、 SpriteStudio6-SDK\Build\Viewer2\Viewer2.jucer
を開きます。
Visual Studio Solution の生成
Selected exporter
で Visual Studio 2022
を選択し、 Visual Studio のアイコンをクリックすると、 sln ファイルが生成され Visual Studio が起動します。
sln ファイルは SpriteStudio6-SDK\Build\Viewer2\Builds\VisualStudio2022\SSViewer2.sln
に生成されます。
Solution file のビルド
SpriteStudio6-SDK\Build\Viewer2\Builds\VisualStudio2022\SSViewer2.sln
の SSViewer2_App
をビルドしてください。
macOS
Ss6Converter のビルド
フォルダの作成
SpriteStudio6-SDK
はチェックアウトしたSDKフォルダのパスになります。
SpriteStudio6-SDK/Build/build
フォルダを作成します。
Cmake(cmake-gui)を実行
Where is the source code:
に SpriteStudio6-SDK/Build
の絶対パスを設定します。
Where to build the binaries:
に SpriteStudio6-SDK/Build/build
の絶対パスを設定します。
xcodeproject の生成
configure ボタンを押下します。
生成するプロジェクトのフォーマットを選択するダイアログが表示されるので Xcode を選択し、 Done ボタンを押します。
成功すれば SpriteStudio6-SDK/Build/build
に xcodeproject が生成されます。
xcodeproject のビルド
SpriteStudio6-SDK/Build/build/sssdk.xcodeproj
を開きます。
ビルドターゲットを ALL_BUILD
を選択しビルドします。
SpriteStudio6-SDK/Build/build/Converter/{Debug|Release}
に Ss6Converter
のバイナリが生成されます。
RUN_TEST
を実行すると、SpriteStudio6-SDK/Build/TestData
以下の sspj ファイルのコンバートの動作確認が実行されます。
Ss6Converter GUI のビルド
Ss6Converter GUI の開発環境構築には Qt と Qt Creator が必要となります。
Ss6Converter GUI は Ss6Converter の GUI ラッパーなので、 Ss6Converter バイナリが必要となります。 事前にビルドしてください。
Qt Creator を実行
Qt Creator で SpriteStudio6-SDK/Build/Ss6ConverterGUI/Ss6ConverterGUI/Ss6ConverterGUI.pro
を開きます。
Qt Creator でビルド
ビルド -> Build All Projects
を選択肢ビルドします。
SpriteStudio6-SDK/Build/Ss6ConverterGUI/build-Ss6ConverterGUI-XXX-{Debug|Release}
ディレクトリが生成され、
Ss6Converter GUI のバイナリは SpriteStudio6-SDK/Build/Ss6ConverterGUI/build-Ss6ConverterGUI-XXX-{Debug|Release}/Ss6ConverterGUI.app
に生成されます。
実行するには, Ss6Converter
のバイナリを SpriteStudio6-SDK/Build/Ss6ConverterGUI/build-Ss6ConverterGUI-XXX-{Debug|Release}
へ配置してください。
Viewer2 のビルド
Viewer2 の開発環境構築には JUCE が必要になります。
JUCE Projucer.app を実行
Projucer.app を実行し、 SpriteStudio6-SDK/Build/Viewer2/Viewer2.jucer
を開きます。
xcodeproject の生成
Selected exporter
で Xcode (MacOSX)
を選択し、 Xcode のアイコンをクリックすると、 xcodeproject が生成され Xcode が起動します。
xcodeproject は SpriteStudio6-SDK/Build/Viewer2/Builds/MacOSX/SSViewer2.xcodeproj
に生成されます。
xcodeproject のビルド
SpriteStudio6-SDK/Build/Viewer2/Builds/MacOSX/SSViewer2.xcodeproj
の SSViewer2 - App
をビルドしてください。