インポータの詳細解説(「Batch Import」モード) - SpriteStudio/SS6PlayerForUnity GitHub Wiki
インポータの「Batch Import」モードには、下記のオプション群があります。
本モードで使用する「バッチリスト」のリファレンスはこちらを参照してください。
基本オプション
「Batch Import」モードの基本オプションは、(フォールドアウトでたたむことはできず)常に表示されています。
このグループのオプションはバッチインポート全体の動作指定を設定するためのものです。
Output log file
チェックされている場合、バッチインポートの結果をテキストログファイルに出力します。
チェックされていない場合は、ログファイルの出力は行いません。
ログファイルの出力を行う場合、Importボタンを押した後に、ログを格納するためのテキストファイルを指定するダイアログが開きます。
ログファイルは下記のようなフォーマットになっています。
SS6PU-Message: [Date imported] 月/日/年 時:分:秒 AM/PM UTCとの時差
SS6PU-Message: [In charge] PC名 (ユーザー名)
SS6PU-Message: Importing Start [インポートしたsspjファイルのフルパス]
SS6PU-Message: Success
SS6PU-Message: Importing Start [インポートしたsspjファイルのフルパス]
SS6PU-Message: Success
...
インポートの途中で発生した警告やエラーなども出力されます。
Not break processing when error occurs
チェックされている場合、バッチインポートの途中でエラーが発生してもバッチインポートを終了しません。
チェックされていない場合は、エラーが発生した場合はバッチインポートの途中で終了します。
エラーで停止した場合、バッチリスト上のエラーを起こしたファイルが記載されている時点で終了しますので、その行以降のインポート処理は行われていません。
「Options」オプション
このグループには、バッチリストを解釈する際の挙動を設定するオプションがまとめられています。
Enable "OverWrite Confirm" settings
チェックされている場合、バッチリスト中の「SettingFile」コマンドで読み込まれたインポート設定内の「Overwrite Confirm(上書き確認)」の設定を有効にします。
チェックされていない場合は、「Overwrite Confirm」の設定は無視されます。
※通常、バッチインポートを行う場合、都度上書き確認が入るとバッチインポートの意味が非常に薄れることになります。ですので、実用上バッチリストのデバグ時などに使用することが多いと思われます。
Enable "Checking SSxx Version" settings
チェックされている場合、バッチリスト中の「SettingFile」コマンドで読み込まれたインポート設定内の「Checking SSxx Version(バージョンチェック)」の設定を有効にします。
チェックされていない場合は、「Checking SSxx Version」の設定は無視されます。
※実際上、「Checking SSxx Version」の設定自体がデータミスをチェックする色合いが強いため、バッチリストに含まれているsspjファイルを一斉にチェックする時に使用するのが良いと思われます(常時このオプションをチェックしていると、データミスがある場合にログファイルが警告だらけになり、本当に重要な警告を見過ごす場合もあり得るためです)。