CMMI - Shinichi0713/security_specialist GitHub Wiki

CMMIとは

CMMI(Capability Maturity Model Integration)とは、「能力熟成度モデル統合」を意味します。企業におけるプロジェクトマネジメント能力を一定の基準で評価するための指標として用いられ、レベル1~5までの成熟度レベルで表されます。

CMMIはもともと「CMM」というソフトウェア開発プロセスの熟成度を測る指標でした。その後、エンジニアリングやソフトウェア調達、統合製品開発などさまざまな分野への派生種が誕生し、それらを統括したものとしてCMMIが登場しました。

なお、評価を意味するappraisal(アプレイザル)から、レベル認定できる人物をアプレイザーと呼びます。組織がCMMIレベルの認定を受けるには、この認定SCAMPIアプレイザーとそのチームに依頼して判断してもらう必要があります。

CMMIの認定を受ける目的

CMMIの認定を受ける目的は、客観的にプロジェクトマネジメント能力を評価し、プロセスの改善意識を高めることです。

定量化されていなかった能力度レベルが一定の基準にもとづいて判定されることで、自社がほかの企業や組織と比べて、どのくらいのレベルにいるのかを把握できます。自社のレベルを客観視することで、プロジェクトマネジメント力の強化に対する関心や認識が高まり、プロセス改善活動の活性化につながるでしょう。