チュートリアル: 敵エディタ - Rickisthe1/CoilSnake-m2-basic GitHub Wiki

敵の配置の概要

マップエディタで「敵モード」に切り替えると、マップ上のグリッドに数字が書かれた大きな四角形がいくつも散らばっているのが見えると思います。これらは マップ敵グループ です。これらは敵のグループとそのマップ上での出現場所を含んでいます。ここで覚えておくべきことは、敵グループマップ敵グループ は全く異なるものであるという点ですので、混同しないようにしましょう。マップ敵グループ は敵グループを含んでおり、ゲーム内でそれらがどこに出現するかを指示します。敵グループ は実際に戦闘での敵配置についての情報を含んでいます。少し詳しく見てみましょう。

マップ敵グループ

前述の通り、マップ敵グループは敵グループを含み、それらをゲーム内で出現させます。map_enemy_groups.yml をプロジェクトで開くと、以下のようなレイアウトが表示されます(例としてグループ167を使用)。

  167:
  Event Flag: 0x7e
  Sub-Group 1:
    0: {Enemy Group: 360, Probability: 3}
    1: {Enemy Group: 361, Probability: 5}
  Sub-Group 1 Rate: 64
  Sub-Group 2: {}
  Sub-Group 2 Rate: 0
  • Event Flag: どのフラグを使用してどのサブグループを出現させるかを決めます。通常はエリアでのスポーンをオフにするために使用されますが、例えばオネットで何がスポーンするかを変更するためにも使われます。
  • Sub-Group 1: このサブグループはフラグが設定されていないときに使用されます。
  • 0:1: は出現する敵グループを指定します。(マップ敵グループに含まれる敵グループの数については不明です。)
  • Probability: 敵グループが出現する確率を設定します。
  • Sub-Group 2: このサブグループはフラグが設定されているときに使用されます。その他は同様です。 (以下の項目は現在のところ不明なので、いじらない方が良いでしょう。)

敵グループ

敵グループ(前述の通り)は、実際に設定された敵を含んでいます。これらは enemy_groups.yml ファイル内にあります。

360:
  Background 1: 286
  Background 2: 0
  Enemies:
  - {Amount: 1, Enemy: 67}
  - {Amount: 1, Enemy: 68}
  Fear event flag: 0
  Fear mode: run away if flag is unset
  Letterbox Size: 1
  • Background 1:Background 2: は、敵(たち)の背後に設定される背景を指定します。
  • Amount: は、戦闘内で出現する敵の数を設定します。
  • Enemy: は、戦闘内で出現する敵の種類を指定します。
  • Fear event flag: 敵がパーティから逃げるレベルを設定します。(パーティのレベル - 0 はフラグを完全にオフにします。)
  • Fear mode: パーティが十分に高いレベルでない場合でも敵がパーティから逃げるかどうかを設定します。
  • Letterbox Size: レターボックスの大きさを制御します。値が3だとレターボックスは名前カードの上端にほぼ重なる程度の大きさになります。0で無効になります。

map_enemy_groups.yml の未使用エントリ

完全に未使用:

  • 9(未使用のウィンターズ侵入プレート)
  • 31(未使用の狂気のカルトプレート)
  • 38(未使用のニューエイジ・レトロ・ヒッピーのプレート)
  • 52(未使用かつ空)
  • 149(未使用かつ空)
  • 195
  • 196(未使用かつ空)

マップ上にあるが空:

  • 131 - デパート・ストア・スプークの下に2つ
  • 151 - ダンジョンマンの1階トイレ近くに多く
  • 158 - ダンジョンマンの3階に多く
  • 159 - ダンジョンマンの最上階、出口穴付近に多く
  • 194 - フォーサイドのトンネルに2つ

その他:

  • 97 - ジャイアントステップのプレートで、タイタニックアントの部屋の外れにのみ存在