Github IssuesとTrelloの連携 - Recursion-Group-C/card-game GitHub Wiki
はじめに
タスク管理にTrelloを使用し、ソースコード管理にGitHubを使用している。GitHubで作成したissueをTrelloに手で登録するのが面倒なため、GitHubのissue作成をトリガーにTrelloのカードを自動作成する仕組みを構築する方法を調査した。
手順
方針:zapierを使用して、GitHubとTrelloを連携する。基本的には、このページのテンプレートに従いワークフローを作成する。
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GitHubとTrelloのユーザ名を合わせる
GitHubのissueからTrelloのcardを作成する際、issueのassigneeをcardのassigneeとして設定するため、GitHubとTrelloのユーザ名を一致させておく必要がある。GitHubのユーザー名を変更するのは、他への影響が大きいと考えられるので、Trelloのユーザ名を変更する。このページを参考に、Trelloのユーザ名を変更し、GitHubのユーザ名と一致させる。
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GitHub Issuesのラベル名をTrelloのラベルの色に変更する
GitHubのissueからTrelloのcardを作成する際、issueのラベルから、cardのラベルが作成されるが、Trelloのcardのラベル名は色の名前になっているため、Trello側で付けたいラベルに合わせて、GitHub Issuesで使用するラベル名を色に変更する必要がある。例えば、Trelloで赤色をBugのラベルとして設定している場合は、GitHubでredという名前のラベルを作成し、issueにラベルを付ける必要がある。GitHub Issues側でラベルの可読性が下がるが、Descriptionでラベルの説明を記述することができる。このDescriptionはラベルにカーソルを合わせたときに表示されるため、ラベルの意味が全く理解できないという事態は避けられる。
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GitHubのOrganizationのSettings > OAuth application policy > Third-party application access policyから、Application Access Restrictionsを無効にしておく。これが有効になっていると、zapierとOrganizationのリポジトリとの連携に失敗する。
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このページにアクセスし、Connect GitHub + Trelloをクリックする。
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"New Issue in GitHub", "Find Member in Trello", "Create Card in Trello"を組み合わせてワークフローを作成する。
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New Issue in GitHubを以下の通りに設定する。
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Find Member in Trelloを以下の通りに設定する。
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Create Card in Trelloを以下の通りに設定する
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テストを実行し、Trelloのカードが作成されることを確認する。
Github IssuesとTrelloの運用
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バグ修正や新機能開発など、コード変更が伴うタスクはGitHub Issuesでissueを作成する。issueからcardへ引き継げる情報は、asignee, labal, milestoneのdue dateである。
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issueから作成されたcardを使用して、日々のタスク管理を行う
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作成されたcardにissueのリンクを追加するには、cardの"Power-Up"からGitHubを選択し、"Issueを作成"から、対象のissueを選択する
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Trelloでcardのstatusを完了にしたら、Issueをcloseして、developブランチへのプルリクエストを実施する