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SQL Server のバージョン

概要

補足(バージョン一覧): 元ページはバージョン別の参照リンク集だったため、
対応関係を一覧にまとめておく。
内部バージョン番号互換性レベルは、
移行やトラブルシュートの際に必ず参照する値である。

製品名 内部バージョン 互換性レベル 主なトピック
SQL Server 7.0 7.0 70 -
SQL Server 2000 8.0 80 -
SQL Server 2005 9.0 90 多バージョン法(RCSI / SNAPSHOT)、SQL CLR、パーティション分割
SQL Server 2008 10.0 100 データ圧縮、フィルタ選択されたインデックス、変更データ キャプチャ
SQL Server 2008 R2 10.50 100 -
SQL Server 2012 11.0 110 可用性グループ、列ストア(読み取り専用)、OFFSET-FETCH
SQL Server 2014 12.0 120 In-Memory OLTP、更新可能な列ストア、新カーディナリティ推定
SQL Server 2016 13.0 130 SP1 で機能をエディション開放、クエリ ストア、行レベル セキュリティ、Always Encrypted、STRING_SPLIT
SQL Server 2017 14.0 140 Linux 対応、自動プラン修正、グラフ機能
SQL Server 2019 15.0 150 インテリジェント クエリ処理、PolyBase 拡張、ADR(高速データベース復旧)
SQL Server 2022 16.0 160 Azure 連携(リンク機能)、パラメータ感知プラン最適化、GREATEST / LEAST
SQL Server 2025 17.0 170 ベクター検索、正規表現関数、JSON 型

バージョンは以下で確認できる。

SELECT
    SERVERPROPERTY('ProductVersion')  AS product_version,
    SERVERPROPERTY('ProductLevel')    AS product_level,
    SERVERPROPERTY('Edition')         AS edition,
    @@VERSION                         AS full_version;

-- データベース単位の互換性レベル
SELECT name, compatibility_level FROM sys.databases;

補足(互換性レベルが重要な理由): データベースの互換性レベルは、
アップグレード後も古い動作を維持するための設定である。
インスタンスを新バージョンにしても、
互換性レベルが古いままなら旧来の動作が保たれる。

特に影響が大きいのがカーディナリティ推定(CE)である。
SQL Server 2014(レベル 120)で CE が刷新され、
これによりアップグレード後に一部のクエリだけ遅くなる
という
事象が広く発生した。

このため、アップグレードの定石は、

  1. インスタンスをアップグレードする(互換性レベルは据え置き
  2. 動作を確認する
  3. クエリ ストアを有効化してベースラインを取る
  4. 互換性レベルを上げる
  5. 回帰したクエリをクエリ ストアで特定し、プランを強制する

という段階的な手順になる。
詳細はSQL Server のアップグレードと移行
SQL Server のオプティマイザを参照。

補足(サポート期間): SQL Server は
メインストリーム サポート 5 年 + 延長サポート 5 年 = 計 10 年が原則。
延長サポート終了後も、Azure(VM / Managed Instance)へ移行すれば
**拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)**を最大 3 年間受けられる。
稼働中のバージョンのサポート期限は、
Microsoft のライフサイクル ポリシーで確認すること。

参考

バージョン別のドキュメント

元ページには 7.0 〜 2019 の各バージョンについて、
technet / msdn / microsoft.com の参照リンクが列挙されていた。
リンク先の多くが Microsoft Learn へ統合・整理されているため、
本ページでは現在有効な入口に集約する。

移行メモ(体裁): 元ページのバージョン別リンクは、
technet.microsoft.com / msdn.microsoft.com のものが大半で、
これらのドメインは Microsoft Learn へ統合され既に稼働していない
このため、リンクを個別に移すのではなく、
現行の入口と対応表に置き換えた。


Tags: 移行, データアクセス, SQL Server

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