Webフォントについて - M2O-Workshop/Training GitHub Wiki
サンプルアプリのjsug-shopではWebフォントを採用している。
2011年から策定が進められているCSS3で実装された新しい技術で、
Webアプリ内や内外のサーバーに配置されたフォントファイルにて
HTML上でのテキスト表示が可能となる。
結果として、Webアプリにおけるデザインの自由度が飛躍的に高まる。
従来のCSS2.1まではクライアント(Webページを見るPC)に
インストールされたフォントファイルのみが表示可能であったため、
自ずとOSプリセットフォントが前提となり大きな制約となっていた。
【メリット】
・フォント表示がクライアント環境に依存しにくい。
・Web上にフリーのフォントが多数公開されている。
・デザイン面で凝ったフォントが多く、表現の幅が広がる。
【デメリット】
・サーバーからフォントを取得するため、画面表示が重くなる。
・有料、もしくはフリーだが使用ライセンスに制約のあるフォントも多い。
・用意されている文字数(水準)も原則として少ない。
⇒ 視認性や機能性を考慮しつつ、場面や状況次第で使い分けることが重要。
WebフォントはCSS3とセットで使用する。
まずは以下のようにcssに@font-faceを記述し
参照名(font-family)やフォントファイルの位置(src)等を定義する。
「@font-face」定義は1つのcssファイルに複数個を定義して良い。
また、srcはサーバーパスの他、WebのURLを指定することが可能。
@font-face {
font-family: 'NotoSansCJKjp';
src: url('../fonts/NotoSansCJKjp-Medium.otf');
}
続けて、定義したfont-faceを同じスタイルシート上で参照する。
p.test01 {
font-family: 'NotoSansCJKjp',sans-serif;
}
最後に、HTMLファイル上のタグへ当該Objectをひもづける。
<p class="test01">フォントのサンプルです。</p>
Webフォントの詳細については以下URLを参照のこと。
[CSSのWebフォント指定に関する考察 2016年版]http://www.6666666.jp/design/20160218/