SDKインストール手順 - Locationvalue/arutana_Android_SDK GitHub Wiki

広告SDK導入手順(Android版)


はじめに

このドキュメントでは、Android向けの広告SDKを導入するための手順を説明します。本手順は、Android Studioがすでにインストールされており、基本的な設定が完了している環境を前提としています。以下の対応バージョンに基づいてSDKを導入してください。


対応バージョン

  • Android:8.0 以降(API Level 26)

導入の流れ

1. SDKのバイナリファイルをダウンロード

こちらのリンクからSDKのバイナリファイル(arutana-x.x.x.aar)をダウンロードしてください。

2. プロジェクトにSDKを追加

  1. Android Studioで、File > New > New Module > Import.JAR/.AAR Package を選択します。
  2. ダウンロードしたarutana-x.x.x.aarファイルを選択し、プロジェクトに追加します。
  3. プロジェクトツールウィンドウ(Projectビュー)で、追加されたモジュールを選択し、右クリック > Open Module Settings を選択します。
  4. 「アプリモジュール」を選択し、Dependencies タブを開き、「+」ボタンをクリックします。
  5. Module Dependency を選択し、リストから :arutana-x.x.x を選択します。

3. AndroidManifest.xmlを修正する

SDKを正しく動作させるために、ハードウェアアクセラレーションを有効にする必要があります。これを行うためには、AndroidManifest.xmlに以下の設定を追加してください。

<application
  android:hardwareAccelerated="true">
    <!-- その他の設定を省略 -->
</application>

これにより、アプリケーション全体でハードウェアアクセラレーションが有効になります。


4. 依存するライブラリを追加する

広告SDKには以下のライブラリが必要です。これらのライブラリをbuild.gradleファイルに追加してください。

必要なライブラリ

  • libs.browser:広告をクリックした際に、アプリ内ブラウザを起動するために必要です。
  • libs.androidx.lifecycle.process:SDKの制御に必要なライブラリです。
dependencies {
    implementation 'libs.browser' // 広告クリック時のブラウザ起動に必要
    implementation 'libs.androidx.lifecycle.process' // SDKのライフサイクル管理に必要
}

build.gradleに依存関係を追加した後、プロジェクトを同期して必要なライブラリをインストールしてください。


注意事項

  • 依存するライブラリが正しく設定されていない場合、SDKの機能が正しく動作しない可能性があります。導入後は必ずビルドし、動作確認を行ってください。
  • AndroidManifest.xmlの設定が誤っていると、アプリケーションが正しく動作しない可能性があります。設定後は必ずテストを行ってください。

これでSDKの導入手順は完了です。引き続き、アプリケーションの開発を進めてください。