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RaspberryPi OSのカスタムイメージについて

目次

作成環境

カスタムイメージの作成やテストは以下の環境で実施済みです。

  • Windows10 Home 64bit
  • Ubuntu20.04 64bit
  • SDFormatter
  • Win32 Disk Imager
  • MicroSD 16GB(8GB以上であればインストール可能のハズ。未テスト)

カスタム内容

現在のカスタムイメージ(v1.0)についての詳細は以下の通りです。

  • ベース
    Raspberri Pi OS Lite 2020-08-20 (Kernel version: 5.4)

  • 変更点

    • SSHポートの変更
    • RaspberryPiデフォルトのユーザ名、パスワードの変更
    • 公開鍵の設定
    • 温度データをgithubにコミットするためのgit設定(ダミーユーザの設定)
    • cron
      • MyDNSへのIP通知シェル(2時間毎の0分)
      • 温度の測定(15分毎)
      • 測定した温度データのコミット&プッシュ(3時間毎の5分)

使い方

作成済みのRaspberryPi OSのカスタムイメージを使用する場合は、
通常のRaspberryPi iOSイメージのインストールと同様にインストールできます。
詳細な手順などは、それぞれ検索してください。

  1. RaspberryPi OSのカスタムイメージをDownloadします。

  2. SDFormatterで、microSDカードをフォーマットし、
    Win32SDiskImagerでOSのインストール完了。
    自動で容量に応じたパーティションサイズに拡張されます。

テストで使う場合

テストで使用する場合は以下の手順でcronを停止させてください。
cronが動作したままの場合、本番環境のラズパイにSSHで接続できなくなる可能性があります。

  1. terminalを立ち上げて、以下のコマンドを入力してください。
    $ crontab -e  
    
  2. 以下の行をコメントアウトしてください。
    0 */2 * * * /home/kot-pi/mydns-notice.sh
    5 */3 * * * /home/kot-pi/data-push.sh
    
    ↓ 以下のように修正します。
    #0 */2 * * * /home/kot-pi/mydns-notice.sh
    #5 */3 * * * /home/kot-pi/data-push.sh
    
  3. cronを再起動する。
    sudo systemctl restart cron
    

(おまけ)カスタムイメージの作り方

ブログにまとめてあるのでこちらを見てください。

既知の不具合

  • Wi-FiドライバがStackTraceを吐いて死ぬ(Issue#5)