Mendeley - KosekiLab/Wiki_public GitHub Wiki

文献管理ソフトを使うことで,論文管理の効率が非常によくなります。 無料で使えるMendeleyを紹介します。

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Mendeleyを使うには?
How to use Mendeley
公式サイト

Mendeleyの特徴

  1. クラウドベースで各デバイス間で変更が同期されること
    PDF本体,書誌情報はもちろん,ハイライトやノート,自分のコメントも同期されます。
  2. 充実した容量
  3. ドキュメントを複数のフォルダに入れることができる
    一本の論文を,研究グループ,制御対象,内容それぞれでフォルダ分けできるのでアクセス性が高いです。
  4. BibTeX,TeX の生の引用形式にエクスポート可能
    特に修士論文・博士論文を書くときに便利すぎます。
  5. 書誌情報をCiNii,IEEE Xplore等からそのままインポート
    Mendeley Web Importerを使用すれば楽ですが, 結局は直打ちが一番楽な印象です。
  6. 多様なフィルタ
    著者のキーワード,著者,自分のつけたタグ,Publicationsでフィルタリングできます。
  7. 検索
    書誌情報はもちろん,文字認識したPDFであれば文献内も検索してくれます。 自分の文献リストが,英語論文の例文帳になります。
  8. 交流機能
    私は使っていませんが,認証制のクローズドなグループで文献を共有できます。 また,世界にオープンにし,Mendeleyコミュニティ内で研究者同士で交流もできるそうですが,意図せずそのような設定にしないように注意してください。

日本語特有の問題

文字化け対策

日本語論文が□などで置き変わってしまう場合は,Microsoft Officeをインストールしましょう。

英語で取り込まれる

本文が日本語ならtitle, authorsなども日本語で記録したくもなります。

  • J-STAGEでWeb Importerを用いると英語表記で取り込まれますが、 RIS形式のメタデータをMendeley Desktopで開くと日本語表記で取り込めます。
    後者の方法では本文PDFが付属しないので、Web ImporterでPDFつき取り込み、メタデータダウンロードで日本語取り込みをし、 Mendeley Desktopで"Merge Documents"操作を行うのが総合的には楽だろうと思います。