Mendeley - KosekiLab/Wiki_public GitHub Wiki
文献管理ソフトを使うことで,論文管理の効率が非常によくなります。 無料で使えるMendeleyを紹介します。
東大のネットワークからログインすると,アカウントが機関版になります。
Mendeleyを使うには?
How to use Mendeley
公式サイト
Mendeleyの特徴
- クラウドベースで各デバイス間で変更が同期されること
PDF本体,書誌情報はもちろん,ハイライトやノート,自分のコメントも同期されます。 - 充実した容量
- ドキュメントを複数のフォルダに入れることができる
一本の論文を,研究グループ,制御対象,内容それぞれでフォルダ分けできるのでアクセス性が高いです。 - BibTeX,TeX の生の引用形式にエクスポート可能
特に修士論文・博士論文を書くときに便利すぎます。 - 書誌情報をCiNii,IEEE Xplore等からそのままインポート
Mendeley Web Importerを使用すれば楽ですが, 結局は直打ちが一番楽な印象です。 - 多様なフィルタ
著者のキーワード,著者,自分のつけたタグ,Publicationsでフィルタリングできます。 - 検索
書誌情報はもちろん,文字認識したPDFであれば文献内も検索してくれます。 自分の文献リストが,英語論文の例文帳になります。 - 交流機能
私は使っていませんが,認証制のクローズドなグループで文献を共有できます。 また,世界にオープンにし,Mendeleyコミュニティ内で研究者同士で交流もできるそうですが,意図せずそのような設定にしないように注意してください。
日本語特有の問題
文字化け対策
日本語論文が□などで置き変わってしまう場合は,Microsoft Officeをインストールしましょう。
英語で取り込まれる
本文が日本語ならtitle, authorsなども日本語で記録したくもなります。
- J-STAGEでWeb Importerを用いると英語表記で取り込まれますが、
RIS形式のメタデータをMendeley Desktopで開くと日本語表記で取り込めます。
後者の方法では本文PDFが付属しないので、Web ImporterでPDFつき取り込み、メタデータダウンロードで日本語取り込みをし、 Mendeley Desktopで"Merge Documents"操作を行うのが総合的には楽だろうと思います。