クラスタ削除 - KanamaruK/Kanamaru20190529 GitHub Wiki
IBMCloudのクラスタ削除手順。
IBMCloudのクラスタ削除時、ブロックストレージが色々と怪しい
- 削除に丸1日以上かかったりする(最大 72 時間とのこと)
- 削除されないことがある
- ケースが明示されてないが、公式で明記されている
そのため、削除対象のクラスタと紐づくブロックストレージを把握しておく必要がある。
使うもの
- IBM Cloud コンソール
- クラスタ系とクラシックインフラストラクチャー系の管理権限も多分いる
- IBMCloudCLI と kubectl
- どっちもCLI(コマンド)
- Gitbashでも何でもよいので、コマンド通るようにしとく
- 以下のコマンドで削除対象のクラスタのIDをメモっておく
$ ibmcloud ks cluster ls
- クラスター内のすべてのデータのコピーをローカルの YAML ファイルに保存する
$ kubectl get all --all-namespaces -o yaml > クラスター名.yaml
- IBM Cloud コンソールから削除を実施
- クラスターを選択して、「その他のアクション...」メニューから「削除」をクリック
- 永続ボリュームの削除にチェック入れて実行する
前述のとおり、ブロックストレージの削除は丸1日以上かかったり、削除されないことがある。
まずいったんは、クラスタ削除後に、永続ストレージの削除状態を1日ほど見ておく
72時間以上待っても削除されないようなら、次の手順で手動削除を実施する
基本手順でメモっておいたクラスタIDを使います。
- クラスタIDと紐づいたインスタンス一覧出す
$ ibmcloud sl block volume-list --columns id --columns notes | grep <クラスタID>
- 上記コマンド実行後の一番左に、ブロックストレージIDが表示される
- 取得したブロックストレージIDを指定して、ブロックストレージ削除コマンド実行
$ ibmcloud sl block volume-cancel <ブロックストレージID>
- 対象のブロックストレージ分実行する
- block volume-listコマンドで削除実施したIDが消えてること確認