山田2021:network_setting - HondaLab/Robot-Intelligence GitHub Wiki

PCを家に持ち帰った際のネットワーク接続手順

zelkovaや黒PC(fm2xx)のPCを持って帰った際の設定手順を記載します.
zelkovaのOSがDebian 10の場合は外部アンテナをUSBに挿さなければ,無線インターフェースは認識されません.
Debian 11の場合は内蔵無線LANを認識できます.
fm系PCは内蔵無線LAN認識されるので問題ありません.
以下の手順通りに設定すれば,問題なく接続可能だと思います.
まずは,自宅ネットワークのSSIDとパスワードを確認してください.

NetworkManagerを起動する方法

1番簡単にインターネットに接続する方法はNetworkManagerを起動することです.
WindowsやMACのように,画面端のネットワークアイコンをクリックし,パスワードを入力することで,自動的に接続してくれます.\

$systemctl status NetworkManager 

これでNetworkManagerの状態を確認しましょう.

$systemctl start NetworkManager 

これで起動するはずです.
もしも起動しないよって方がいれば,以下のコマンドを試してください.

$ sudo /etc/init.d/network-manager start 

自分で1から設定する方法(無線)

SSIDとパスワードをもとにconfファイルを生成します.

$ wpa_passphrase SSID PASSWD > wpa_xxx.conf

これでSSIDとパスワードがセットのconfファイルが生成されます.
wpa_supplicantが他に動いていてはいけないので,wpa_supplicantのプロセスをkillします.

$ sudo killall wpa_supplicant

killやpkillなど,たくさんkill系のコマンドありますが,killallはすべてkillしてくれます.
そうすると次はifconfigでインターフェース名を確認します.
もしかするとPATHが通っておらず,ifconfigが見つからない方は以下の作業を行う.

$vi ~/.bashrc
以下, ~/.bashrc 内部に追記
export PATH=$PATH:/sbin

これを書くことで,ifconfigコマンドのを始めとした各コマンドへのPATHが通ります.
ifconfig が使えるようになったら,ifconfig -aでインターフェース名を確認し,立ち上げてください.
今回は無線インターフェースの名前をwlan0とします.
立ち上げたら,後は接続するだけです.

$ wpa_supplicant -iwlan0 -cwpa_xxx.conf &

末尾に&を付けなければ,別窓を開いて作業を続行してください.
ここまでで接続まではできたと思います.
ここからがIPアドレスを固定していない場合の追加作業です.
無料wifiや実家のネットワークでも同様の手順で接続可能です.\

$ sudo dhclient -r

-rオプションを指定することで,現在借り受けているIPアドレスを開放します.
その後に以下のコマンドでIpアドレスを割り当てます.\

$ sudo dhclient wlan0

これでwlan0にDHCPサーバから借り受けたIPアドレスが割り振られます.
おそらくこれで外の世界につながっていることでしょう.

自分で1から設定する方法(有線)

有線の場合は無線より簡単です.
有線のインターフェース名(今回はeth0とする)をifconfigで確認し,立ち上げます.

$ sudo dhclient -r
$ sudo dhclient eth0

私の記憶が正しければ,これだけで接続できたはずです.\