Japanese mtml guide - Hiranyaloka/Documentation GitHub Wiki
MTMLという言葉をご存知ない方も多いと思いますが、これはHTMLを拡張しMovable Type独自のタグ(MTタグ)を追加したMovable Type用のテンプレートやウィジェットなどを記述する記法(Movable Type Markup Language)です。
Movable TypeはこのMTMLを使って作成した1つのテンプレートから、多くのウェブページやブログ記事などを生成します。
ここでは「デフォルトブログ」のMTMLファイルについて、MTMLガイドとしてタグの利用法を解説していきます。
「デフォルトブログ」のMTMLファイルは"$MT_DIR/themes/classic_blog/templates/"以下に48個あります。
ここでは、その中の"openid.mtml"を見てみます。
<mt:IfRegistrationAllowed type="OpenID"> <div class="widget-openid widget"> <div class="widget-content"> <em><__trans phrase="[_1] accepted here" params="<strong>OpenID</strong>"></em> <a href="<__trans phrase="http://www.sixapart.com/labs/openid/">"><__trans phrase="Learn more about OpenID"></a> </div> </div> </mt:IfRegistrationAllowed>
ここで使われているMTタグは <mt:IfRegistrationAllowed type="OpenID">
と、 <__trans phrase="foobar">
です。
<__trans phrase="foobar">
はMovable Typeで広く利用されるローカライゼーションのためのタグです。ローカライゼーションとは元々英語をベースに作成されているMovable Typeを日本語やオランダ語などといった違う言語に訳す事を指します。 参考:プラグインのローカライゼーションについて
クラシックブログを作成すると、これらのMTMLファイルはローカライゼーションされたテンプレートとしてMovable Typeのシステムに読み込まれ、管理画面の「ブログメニュー」>「デザイン」>「テンプレート」メニューから閲覧編集することが可能になります。
- 「ブログメニュー」>「デザイン」>「ウィジェット」>「OpenID対応」
<mt:IfRegistrationAllowed type="OpenID"> <div class="widget-openid widget"> <div class="widget-content"> <em><strong>OpenID</strong>対応しています</em> <a href="http://www.movabletype.jp/openid/">OpenIDについて</a> </div> </div> </mt:IfRegistrationAllowed>
<__trans>
タグが日本語化されていることがわかります。
章を進める前に新しく「クラシックサイト」と「クラシックブログ」を作成してください。それらのテンプレートを使って解説を行います。
MTタグは色々な書き方があります。
例) <MTEntries> = <mt:Entries> = <mt:entries> <$MTEntryTitle$> = <$mt:EntryTitle$> = <mt:EntryTitle> = <mt:EntryTitle />
- 1. ウィジェット
- 2. MTMLの文法(初級編)
- 3. MTML(応用編)