Unity Manual - HhotateA/AvatarPoseLibrary GitHub Wiki

🔧 クリエイター向けマニュアル

ここでは、アバターのアップロード前、Unityでの設定方法を説明します。

1. 設定オブジェクトの作成

  1. アバターの直下にGameObjectを生成します。

  2. GameObjectのInspectorを開きます。

  3. AddComponentを開き、Avatar Pose Libraryを選択します。

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2. コンポーネントの設定

APLはコンポーネントで設定が完結します。 以下の解説を参考に設定を行ってください。

  1. Library Name : メニューに表示される名前です。この名前が同一の文字列であるコンポーネントは、アップロード時に統合されます。 ポーズアニメーションをシリーズ商品として出品する際に活用してください。

  2. Mode Settings_ : コンポーネントの動作設定です。この項目は同じ Library Name では、単一の設定になります。

    • Enable Height : ポーズ再生中の、アバターの地面の高さを設定できるようになります。(パラメーター数が8削減されます)
    • Enable Speed : ポーズの再生速度を変更できるようになります。これが有効な場合、静的なアニメーションも自動的に生物らしいランダムなアニメーションに変換されます。(パラメーター数が8削減されます)
    • Enable Mirror : ポーズを左右反転できるようになります。(パラメーター数が1削減されます)
    • Enable Trackings : トラッキングメニューを表示します。(パラメーター数の削減にはなりません)
  3. Category Icon : カテゴリーごとのメニューアイコンです。

  4. Category Name : カテゴリーごとのメニュー名です。

  5. Pose Name : ポーズのメニュー名です。AnimationClip名が初期設定されています。

  6. Pose Icon : ポーズのメニューアイコンです。AutoThumbnailが有効な場合は、設定できません。

  7. Auto Thumbnail : サムネイルの自動撮影を有効にします。アップロード時に自動的にアバターの画像に差し替わります。

  8. Animation Clip : ポーズに関連付けられたAnimationClipです。

  9. Tracking Settings : ポーズ再生中のトラッキングの設定です。VRChat内のメニューからも変更できます。

  10. Is Loop : ポーズアニメーションをループ再生します。静的なアニメーションでは初期設定で有効になっています。

  11. Motion Speed : アニメーションの再生速度の初期値です。

  12. Drop Area : ここにAnimationClipをまとめてドラッグ&ドロップすることで、ポーズを一括生成できます。

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3. Prefabの作成

設定を完了したGameobjectを、Projectタブにドラッグ&ドロップすることで、Prefab化することができます。

このPrefabとAnimationClipをセットでUnityPackageとして出力すれば、APL所有者同士で設定を共有できます。

アニメーションの設定を、商品として引き継ぐ際にご活用ください。

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4. Prefabの使用

APL対応商品としてPrefabを再配布する場合、APL対応商品を購入しアバターに導入する際はこの手順に従ってください。

  1. APLを含む依存パッケージがUnityProjectに導入されているか確認。

  2. APL対応商品のUnityPackageをImportする。

  3. 設定済みのPrefabを、アバター直下にドラッグ&ドロップする。

  4. アバターをアップロードし、導入を確認。

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