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etroboパッケージインストール前の環境準備手順（Windows 10 / Windows11）

etrobo環境の動作環境をまずご確認ください。etroboパッケージのインストールコマンド実行前に以下の準備が必要となります。

WSL + Ubuntu のインストール
Visual Studio Codeのインストール

１. WSL + Ubuntuのインストール

比較的自由にインターネットへ接続できる環境が必要です。インストール中はネットワークが切断されないようにしてください。
まず、Windows Updateを確実に実行し切ってください。自動的にWindows Updateが実行され、スタートメニューの「電源」が「更新して再起動」になっている場合もありますので、適宜PCの電源を再投入しながら、OSを最新の状態にしてください。
Windows 10 バージョン 2004以降、およびWindows 11をお使いの方は、「Windows PowerShell (管理者)」または「Windowsターミナル(管理者)」から wsl --update を実行してみてください。実行結果は問いません。実行が終了したら一度このウインドウを閉じます。

公式マニュアルはこちらです。

WSLのインストール

1. Windowsスタートボタンを右クリックして、「ターミナル（管理者）」を選択します。  
   ※ Windows10の場合は「Windows Powershell(管理者)」を選択  
   ※「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか？」には「はい」と答えてください。

2. 開いたPowerShellで「wsl --install --no-distribution」と入力してエンターキーを押します。実行結果は問いません。  
   ※「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか？」には「はい」と答えてください。
   ※再起動する必要があると言われたら、PCを再起動します。

Ubuntuのインストール

1. Windowsスタートボタンを右クリックして、「ターミナル」または「Windows Powershell」の(管理者)じゃない方を選択します。

2. PowerShellに「wsl --install」と入力してエンターキーを押します。Ubuntuがダウンロードされたのちにインストールが開始されます。

3. PowerShellに「wsl」と打ち込みます。少し待つと「Enter new UNIX username:」と出るので、Ubuntu(WSL)用のユーザー名を入力します。
   ※Windowsのユーザー名と一致している必要はありません。

4. 「New password」と「Retype new password」には、同じ値（自由に決めたパスワード）を入力します。
   ※パスワードを入力しても画面には出ないので、打ち間違えにご注意ください。

5. 緑のプロンプトが表示されたら準備完了です。
   ※「exit」を入力してUbuntuを終了させます。

※2025年度の推奨環境は、Windows 11 24H2 or 23H2(WSL2 + Ubuntu24.04 LTS)です。
参考：2024年度までの準備手順
 参考：2023年度までの準備手順
 参考：2021年度までの準備手順

２. Visual Studio Codeのインストール

既にインストールされている場合は不要ですが、一度起動してしばらく待ち、Visual Studio Codeおよび拡張機能を最新の状態にアップデートしてください。インストールされていない方は、こちらのDownload for Windowsボタンを押してダウンロードし、起動したインストーラの指示に従ってください。
参考：Visual Studio Code（旧版）のインストール手順

※Windows上にインストールしたVisual　Studio CodeからWSLを操作する場合、WSL拡張機能のインストールが自動的に行われます。