SetupForMac_JP - CCSEPBVR/CS-IS-PBVR GitHub Wiki
Linux環境でPBVRをビルドする場合、gcc(g++)、make並びにXcodeを利用する。 コンパイラをインストールしていない場合はターミナルで以下のコマンドを実行してインストールを行う。
xcode-select --install
App StoreよりXcodeのダウンロード、並びにインストールを行う。
並列化されたフィルタ、サーバプログラムをビルドする際にlibompが必要となる。homebrewを利用してlibompをインストールする手順を示す。
brew install libomp
インストールが完了したら「~/.zshrc」に以下のコマンドを追記する。
export PATH=/opt/homebrew/bin:$PATH
クライアントプログラムで.fbx形式のファイルを可視化したい場合はFBXSDKライブラリをインストールする必要がある。以下に手順を示す。
- 公式サイトからDownload SDK for macを選択しfbx2XXXXX_fbxsdk_clang_mac.pkg.tarをダウンロードし展開する。
- fbx2XXXXX_fbxsdk_clang_macos.pkgをクリックしインストーラーに従いインストールを完了する。
クライアントプログラムで.3ds形式のファイルを可視化したい場合はAssimpライブラリをインストールする必要がある。以下に手順を示す。
- 公式サイトからソースコードをダウンロードし展開する。
- ターミナルでassimp-5.0.0/に移動し以下のコマンドを実行する。この時、DEPLOYMENT_TARGETを自分の環境に合わせて設定する必要がある
cd assimp-5.0.0 cmake -DCMAKE_OSX_ARCHITECTURES="arm64" -DCMAKE_OSX_DEPLOYMENT_TARGET="14.4" -DCMAKE_BUILD_TYPE=Release -DASSIMP_BUILD_ZLIB=on -DBUILD_SHARED_LIBS=off CMakeLists.txt make -j 16
ビルド完了後assimp-5.0.0/libにlibassimp.a、libIrXML.a、libzlibstatic.aが生成されていることを確認する。
Qtの公式WebサイトからQtのオープンソース版のインストーラをダウンロードして実行する。 Qtインストールするディレクトリほ選択し、カスタムインストールにチェックを入れ、コンポーネント選択画面で以下のコンポーネントにチェックを入れる。
- Qt 6.2.4 > macOS
- Qt 6.2.4 > Qt Debug Information Files
- Developer and Designer Tools > Qt Creator
- Developer and Designer Tools > Qt Creator Debug Symbols
- Developer and Designer Tools > Qt Creator Plugin Development
- Developer and Designer Tools > CMake
- Developer and Designer Tools > Ninja 1.12.0
コンポーネント選択後、使用許諾の許可やショートカット登録の設定を進めてインストールを開始する。 インストールが完了したら「~/.zshrc」に以下のコマンドを追記する。
export PATH=/Users/USERNAME/Qt/6.2.4/macos/bin:$PATH