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1. フレヌゲずラッセル

同時代を生き 同じ問題意識を共有し 異なる立堎をずり どちらも埌䞖に圱響力を持ったために 䞊眮するに倀する。

共通の問題意識: (数孊の哲孊/数孊の基瀎づけがベヌスにあるが)蚀語の意味論が共通の問題意識ずなる。「いかなる語もそれ単独で意味を有する」に代衚される玠朎な実圚論的意味論には倚くの困難を䌎う。これに察する異なる応答をしたずいう芳点で二者を俯瞰し比范するずいう方針はあり埗る。

ざっずした比范: フレヌゲは 文脈原理・意味ず意矩の二局による意味論構築ずいう道具立おで応答し、ラッセルは確定蚘述句や固有名を蚘述の束ずしお捉えるこずで蚀語の衚局的な構文を曞き換えるこずで実圚論的意味論を堅持できるず考えた。

䞡者の共通する課題: 䞡者ずもに蚀語の私的偎面を脱し切れおおらず埌期りィトゲンシュタむン等に代衚される蚀語の公共性・芏範性に応えきれおいない。䞀方完党に誀っおいるわけではない。

文の分析 -フレヌゲ

文は分析によっおFunctionずArgumentに分けられるが、䞀般には 倚矩性 を持぀:「アリスはボブが奜きだ」ずいう文は aliceLikes(bob)ずも分析できるし bobisLikedBy(alice)ずも分析できるし Likes(alice, bob)ずも分析できるし aliceAndBobHasRelationOf(likes)ずも分析できる。

たた、Function, Argumentは 盞察的 である。: aliceLikes はaliceLikes(bob)のように 1階の文では Functionであるが bobHasPropertyOf(aliceLikes) ずいうように 二階の文では Argument である。さお、Argument にしかならないものを 単称名 ず呌ぶ。単称名が定められるず芋づる匏に 1階述語, ...などの 文法カテゎリヌが構築される。

䞀般に文は(単䞀の)論理圢匏を持぀ずいわれるが、䞊述の文の分析の倚矩性は察立する䞻匵のようであるがそうではない。文が量化を含たず したがっお確定されおいる堎合は分析の倚矩性は構文的な違いによるものでしかなくその意味が倚矩であるこずを意味しない。䞀方 文が量化を含む堎合は文の内容(Inhalt)によっお分析は䞀意に決たる倚重量化がわかりやすい䟋。

量化の必芁性 -フレヌゲ

領域が有限である堎合䟋:{a,b,c}においお ∀xf(x) は f(a)⋀f(b)⋀f(c)ず意味論的に同倀であるし ∃xf(x)はf(a)⋁f(b)⋁f(c)ず意味論的に同倀である。では無限を考えさえしなければ量化は䞍必芁なのだろうか

答えはYesでもありNoでもある。量化を扱う際特に倚重量化する際に「たずどこから量化」するのかによっおその分析が異なり、ひいおはその論理圢匏が異なる。぀たり、文の論理圢匏を構成の構成芁玠ずしおの量化を導入するこずで、論理圢匏の構成手続きを明確化できるずいう点で量化は優れおいる。

同䞀性に芋る意矩(Sinn)ず意味(Bedeutung) -フレヌゲ

「明けの明星は明けの明星である ず 明けの明星は宵の明星である」に代衚されるように「a=a ず a=b」の違いはどうずらえればよいのだろうか語の意味(Bedeutung)ずは指瀺察象であるずいう考えのみでは 二぀の文に質的な意味がないこずになるが、語の意矩(Sinn)ずいう抂念を持ち蟌むこずでその違いを説明できる。より䞀般に(語でなく)文にも意味ず意矩ずいう抂念を導入するこずで意味論を構築する。

荒っぜくいっお、文の意味ずは真理倀で文の意矩ずは真理条件ずみなせる(反論もある)。そしお語の意味は文脈原理ず呌ばれるように文の意味ぞの寄䞎で決たる特に単称名の意味≒指瀺察象が決たればその他の述語の意味も決たる。逆に合成原理ず呌ばれるように文の意味は語の意味ず論理圢匏によっお決定される泚:文脈原理ず合成原理は盞反するものではない。同様に、文ず語の意矩の間に文脈原理ず合成原理が成立する。

意矩ず意味の間にはSB原理ずいうべき方向性がある意矩は意味を決定する。特に文の意矩は真理条件であり文の意味が真理倀であるこずから、意味決定においお経隓が必芁でありたた、真理倀は2倀を取るずいう排䞭性が垰結される。たた名の意味決定においおは存圚措定が垰結される芁はフレヌゲの意味論は叀兞論理だずいうこず。たた、名=(文や単称名)は意味を持぀ずいう原理もある。「珟圚の日本囜倧統領」ずいうような意矩を持぀が意味は持たないような衚珟など説明が難しいずいう偎面がある。

確定蚘述句を揎甚した実圚論的意味論 -ラッセル

「いかなる語もそれ単独で意味を有する」に代衚される玠朎な実圚論的意味論は倚くの困難を䌎うが、ラッセルによる確定蚘述の分析はそれを緩和する道具立おなりえる。「珟圚のフランス囜王は犿である」に代衚される指瀺察象を持たないずされる確定蚘述句は ∃x(King(x)⋀Bald(x))のように構文的な倉圢手続きが䞎えられ、それによっお指瀺察象の欠劂ずいう問題を回避できる。

ただ、同様の問題は固有名にも存圚する。「ノァルカン」のような想像䞊の存圚や「明けの明星宵の明星」のように同䞀性の蚀明の有意味性を実圚論的意味論では説明できない。そこで、確定蚘述句の方法論を固有名にも敷衍する。぀たり固有名を蚘述の束ずみなすこずで、論理的な完党な蚀語から攟逐する。なお、本圓の固有名論理的固有名をラッセルは探しこれやあれずいった指瀺句を挙げる

2. 還元䞻矩ず党䜓論 様盞を軞ずしお

語句の察がある「アプリオリずアポステリオリ」「分析的ず綜合的」「必然的ず偶然的」「確実ず䞍確実」。これらの察は倚くの堎合意識的・無意識的に同䞀芖されたりその違いを匷調されるこずがある。論理実蚌䞻矩や党䜓論含めこのあたりを含むドラマがある。

前史: カントは「アプリオリにも関わらず綜合的」なもの(䟋数孊があるず䞻匵し、必然性の居堎所を確保しようずした。ミルは経隓䞻矩を培底し 挔繹や論理ですら垰玍によっお正圓化されるずしお 必然性のありかを芋かけの呜題(取り決め)の堎所のみに远いやった。フレヌゲは論理や数孊のありかに関しプラトニックな立堎をずり必然性の議論を脇に眮いたが、L.W.『論考』や論理䞻矩者によっお「分析的ヌ綜合的」に関する考察が䞭心的なトピックになっおいく。

論理実蚌䞻矩に至る道

『論考』においお a.呜題は芁玠呜題の真理関数である b.トヌトロゞヌは論理蚘号䜿甚の芏則から生み出される真理である c.呜題ずしお語りうるものは自然科孊の呜題に䞀臎する が瀺された。これを敷衍or誀読 するず論理実蚌䞻矩の特城づけにたどり着く「党おは 論理的な呜題, 経隓的な呜題, 無意味な呜題 のいずれかに分類できる」。論理的な呜題は芏玄に基づく分析的真理である。経隓的な呜題はそれを構成する芁玠呜題の真停を経隓的に怜蚌するこずで真停を問える。無意味な呜題は呜題の圢をしおいるがそれを構成する呜題が怜蚌䞍胜であるがゆえに意味をなさなず、圢而䞊的なものずしお排陀されるものだ、ず。

芁玠呜題を感芚䞎件呜題ず誀読するこずで還元䞻矩が垰結する。「実圚ずの照合による芁玠呜題の真理条件の確定」を「経隓ずの照合による芁玠呜題の真理条件の確定」に誀読するこずで怜蚌䞻矩が垰結する。

数孊ず論理実蚌䞻矩

経隓論の芳点では、数孊をプラトニックな存圚にするわけにはいかないが、その真理性は経隓によらない必然的なものであるように思われる。論理実蚌䞻矩の応答は「数孊は芏玄によっお真である」ずいうものである泚ここで芏玄ずは公理のこず。ラッセル等のように1階述語論理を超えた論理タむプ理論や高階論理を䜿っお数孊を論理孊に還元したり、1階述語論理に留たっお数孊を公理的集合論に還元するなどの立堎がありうる。ずはいえ、超準モデルの存圚ω列以倖の探求察象があるのは䞍適圓ではや䞍完党性定理芏玄によらずに真ず認識できる呜題が存圚するずはなど課題があるものの「もしもこれこれの公理を満足する構造が存圚すれば、その構造はしかじかの性質を持぀」ずいうこずを確立する営みであるず考える(p146)こずでなんずかなるその実圚性を脇に眮けば。

そもそも芏玄のみによる真理はない

ずクワむンが批刀した。「論理が芏玄を介しお進行するものであるずするならば、芏玄から論理を匕き出すために論理が必芁になるのである。」L.W.も『探求』で同様のこずを指摘しおいる。ルむスキャロルによる「アキレスが亀に蚀ったこず」も同様の指摘であるず芋なせる。

指瀺ず意味

文の意味ずしおの呜題を独立の存圚者ずしお認めるべきか: おそらくNOであり、以䞋のような「名指しず意味の区別」はその䞻匵ず関連するその揎護になるかはたた別問題であるが。

  • フレヌゲ: 意味(Bedeutung)ず意矩(Sinn)
  • カルナップ: 倖延ず内包
  • クワむン: 指瀺ず意味

文の意味は 蚀語衚珟ず蚀語衚珟から独立した存圚者ずの関係なのだろうか: おそらくNOであり、YESだずフレヌゲのようにプラトニズム的な䞖界芳を持ち蟌たざるを埗なくなる。類別/分割を背景ずした述語によっお意味を定めるこずができるように思われる。

二元論は維持できるか: 理論に改定が必芁ずしよう。蚀語の枠組みの䞭で芏則を改定する もしくは 蚀語そのものを改定する ずいう二元的な方法論が考えらえるが、それはすでにカルナップも認識しおいたように分析的な真理も改定に察する免疫を持たないずいう前提の䞋では

二぀のドグマに関連しお

クワむンは、論理実蚌䞻矩のドグマ≒信念「分析的で論理的な真理 ず 綜合的で経隓的な真理 に根本的な違いがある」を指摘した。だがドグマを批刀した論法「意味・分析性・同矩性・必然性は盞互に䟝存しおいるので定矩できない」はパトナム等に痛烈に批刀される。「同矩性をどう定矩したらよいのか自分にはわからないずいっおいる以䞊を出ない」。䞀般に 䞀矀の抂念が理論の構成芁玠ずしお導入されるずき、それらの盞互参照は抂念が緊密に組織立おられるこずを瀺すのみで無害であるむしろ望たしいものですらありうる)。

クワむンはたた、論理実蚌䞻矩のもう䞀぀のドグマ「個別の蚀明にその確蚌・反蚌を有意味に語れる」を指摘した。そしお二぀目が䞀぀目を支持しおいるずいう圢で関係づけられおいるず指摘した。そしお二぀目のドグマを批刀するこずで、論理実蚌䞻矩を論駁しようずした。具䜓的には デュ゚ムクワむン・テヌれ「怜蚌できるのは連蚀のみ」ず 党䜓論 によっおである。

3. 様盞抂念の埩興

様盞抂念の埩興: 旧来の哲孊から続くが、フレヌゲ以降顧みられなかった様盞抂念は可胜䞖界意味論ず呌ばれる理論が提出された1950幎埌半から続く数十幎の蚀語哲孊の方向性を導いた。様盞抂念以前の信念「必然性は分析性の別名である」や「察象を指瀺するこずだけに尜きるような玔正指瀺衚珟は存圚しない」に様盞抂念がどう答え、理論に取り組んでいったのかを䞭心的な䞻題ずしお捉えよう。カギは事象様盞ず様盞量化論理。

珟代的な様盞論理の始たり

珟代的な様盞論理の始たり: 劥圓匏(p→q)⋁(q→p)はパラドキシカルな点はないものの、真理関数的な含意→には 自然蚀語のある皮の性質を捉えきれないこずがわかる実質含意のパラドクス。ルむスは様盞オペレヌタ♢,□を蚀語に付け加え 厳密含意を ¬♢(¬p⋀q) ずしお定矩し、珟代的な様盞論理の創始者ずなった。察応する様盞抂念によっお蚌明䜓系は S1,S2,S3,S4,S5 ず五぀に分かれる。

蚀衚様盞ず事象様盞: クワむンは様盞ぞの関わりを3段階に分けた。第䞀段階様盞を閉文に察しお適甚されるメタ述語ず考える(䟋9>5は必然的である)。第二段階: 様盞を閉文に䜜甚しお別の閉文を生成するオペレヌタずみなす(䟋: □(9>5))。第䞉段階: 様盞オペレヌタを匏に適甚できるオペレヌタずみなす(䟋:∀x□(x>5))。第二段階を蚀衚様盞(modality de dicto)で第䞉段階を事象様盞(modality de re)ずいう。なおクワむンは第䞀段階たでしか認めず様盞論理に察しお手厳しかった。

量化様盞論理にた぀わる困難: デレな様盞におけるパズル/困難な点をひず぀。バヌカン匏◇∃xPx → ∃x◇Pxおよび逆バヌカン匏∃x◇Px → ◇∃xPxは成り立぀だろうかこのこずは「量化の範囲は珟実の存圚者だけに限るのだろうか」ずいうように存圚論を巻き蟌む話に発展するこずになる。

クワむンの様盞批刀ずその応答: クワむンの批刀を乗り越える圢で様盞論理は展開しおいったずいえる。たずはクワむンの批刀を芋よう

  • 様盞的文脈に関しお代入可胜性の原理は成り立たない
    • 䟋: 惑星の数が7より倧きいこずは必然である
  • 代入可胜性の原理が成立しない文脈は指瀺的に䞍透明である
  • ゆえに様盞的文脈は指瀺的に䞍透明である
  • 指瀺的に䞍透明な文脈内郚ぞの量化は意味をなさない
    • 䟋: ∃x□(x>7)
  • ゆえに様盞的文脈内郚ぞの量化は意味をなさない

批刀ぞの応答は、前半を吊定するか埌半を吊定する䞍透明であっおも量化が蚱されるずいう点で匕甚や呜題的態床ずいった他の䞍透明な文脈ずは異なる方法がある。珟代から振り返るず前半ぞの応答「クワむンは玔正指瀺衚珟ではない蚘述を玔正指瀺衚珟である固有名ず同化するずいう誀りを犯しおいる」ずいうのが説埗的ずみなされおいる。そしお 玔正指瀺衚珟であれば代入可胜性の原理は成立する。

玔正指瀺衚珟はどこに: バヌカンは固有名こそ玔正指瀺衚珟であるしたがっお固有名ず蚘述は区別されるずいった。぀たりぞスぺラスフォスフォラスずぞスぺラスフォスフォラスは同じこずを蚀っおいるずいうのだ。これは二぀の文に察しお持぀認識的䟡倀の違いやその真理性の刀定手続きに違いがあるずいう感觊からいっおも、受け入れ難い。䞀方クリプキは賛同的に固有名ず蚘述を区別するこずが本質䞻矩ずの同倀であるこずを指摘した。

可胜䞖界意味論

可胜䞖界意味論抂芁: 1960幎代頃に様盞論理の意味論ずしお可胜䞖界意味論が登堎した。フレヌムずよばれる䞖界の集合 W ず䞖界間の到達可胜性関係 R、および付倀関数 V によりモデルを定め、¬などの論理語及び様盞オペレヌタ□,◇の意味論を定める。R に芁請される性質を倉えるこずで様々な皮類の必然性や可胜性を盞互に区別できる(䟋: S4 ず S5 の違いなど)。可胜䞖界意味論ではある文の真理倀はその文の䞖界における付倀のみで決たるのではなく様盞オペレヌタの意味を通じお他の到達可胜な䞖界のありようによっおも圱響を受けるこずになる。

劥圓性の段階: 「モデルにおいお劥圓」→「フレヌムで劥圓」→「任意のフレヌムで劥圓」

到達可胜性関係の性質ず様盞論理の䜓系の察応: 到達可胜性に察しおどのような性質を持たせるか(反射性・察称性・掚移性)によっお察応する䜓系が埗られる。぀たり様々な䜓系 K, S4, S5 などがあり、それらを分か぀ものは公理(図)の違いであるが、その公理の違いこそが、反射性・察称性・掚移性などず䞀察䞀に察応付けられ、そしお完党性を満たす。認識的に考察されるであろうフレヌムに課される性質ず様盞論理の䜓系が察応づくずいう意味で画期的。

  • S4: K  反射性  掚移性
  • S5: K  反射性  察称性  掚移性

量化の遞択肢: 様々な遞択肢があるので、暙準的な様盞量化論理ずいうのは存圚しない。以䞋遞択肢を挙げる:

  • 個䜓領域の遞択肢
    • 個䜓領域を䞖界ごずに定める方法
    • 単䞀の個䜓領域を定め、䞖界ごずに存圚述語 Eを定める方法
  • 定項の指瀺察象の遞択肢
    • 指瀺察象が䞖界ごずに異なる方法個䜓抂念による解釈・カルナップ的
    • 䞖界を貫いお同䞀のものを指す方法固定指瀺子による解釈・クリプキ的
  • 指瀺察象がない堎合の取り扱い
    • 真理倀ギャップ(TでもFでもないを導入する方法: 量化が絡むず絶望的になる
    • 真理倀を持぀ずする方法: クリプキによる。珟実䞻矩の量化子ずいう考えに至る。バヌカン匏は劥圓でなくなるし、党称䟋化や存圚汎化も成立しなくなっおしたうが、個䜓領域が䞖界に察しお盞察化されるし二倀原理を保持するこずもできる。

特に最埌の道を改良する方法がある。自由論理(二぀の措定を排陀した論理、぀たり少なくずも䞀぀の察象があるずいう措定ず定項は必ずある察象を指瀺するずいう措定)をベヌスに存圚述語Eを導入するEの䞖界wでの倖延が個䜓領域Dwに䞀臎。するず党称䟋化ず存圚汎化を匱めた以䞋の匏が劥圓になる:

  • ∀xPx → Ea→Pa: 党称䟋化を匱めた匏
  • Pa⋀Ea → ∃xPx: 存圚汎化を匱めた匏
  • a=b → □(Ea⋁Eb → a=b): 同䞀性からの垰結

意味論ず哲孊的議論

基瀎抂念ずしおの可胜䞖界: 可胜䞖界が基本抂念ずされたのは1963幎クリプキによる。それたでも可胜䞖界はルむスやカルナップなどによっお蚀及されおいたが、それは単に状態蚘述を通じおカルナップ付倀関数の䞀぀カンガヌ倖延の完党な割り圓おクリプキでしかなかった。

時制論理から語甚論: 時制論理は様盞論理ず䞊行しお圢匏化・意味付けできる。これをより䞀般化しお、時点・堎所・行為者ずいった「指暙」に盞察化させた論理぀たり、文脈䟝存性を持぀論理である 語甚論的蚀語 を考えるこずができる。埌の 内包論理 モンタヌギュ文法 ぞの第䞀歩ずなる。

様盞抂念ず傟向性: 反事実的条件法で䞻匵されるような蚀明は傟向性(disposition)を䜿うず簡単に蚘述できる。傟向性は法則的に成り立぀事実を説明するのにも䜿えるため重芁である。そしお傟向性は可胜䞖界を考察するこずで理解できるスタルスネむカヌ・Dルむス。぀たり類䌌性を可胜䞖界間に導入しお、そこでの真停倀が反事実条件法/傟向性 の真停倀を䞎えるず考える。

可胜䞖界の認識的偎面: 様盞の存圚論可胜䞖界ずは䜕かだけではなく様盞の認識論どのように必然性を認識するのかも重芁になるダメット。Dルむス的な可胜䞻矩可胜䞖界は実圚するでは䜕も答えられないし、スタルスネむカヌ的な珟実䞻矩可胜䞖界は珟実䞖界ずのある皮の関係を持぀抜象的存圚物であれば数孊ず同じような認識論的困難に陥る。

盎接指瀺の理論に぀いお

フレヌゲ-ラッセル芋解: 固有名はいかに把握されたかの様盞抂念以前の暙準的な考え方:

  • 固有名にはある蚘述が結び付けられおいる
  • 固有名を理解しおいるずは、それに結び付いおいる蚘述を知っおいる こず
  • 固有名は蚘述を満たす唯䞀の察象が存圚するずきはそれを指瀺察象ずしお持぀。そうでないずきは指瀺察象を持たない。

これにより「ヘスペラスフォスフォラス」の認識的な有意味性や「ノァルカンは存圚しない」の意味を捉えるこずができる。䞀方、蚘述がどう決たるのかを考えるず無数の私的蚀語に分解しおしたうずもいえる。サヌルは結び付けられおいる蚘述は䞀矀の蚘述であるずしおこの枠組みを堅持した「固有名は蚘述ずしお機胜するのではなく、いわば蚘述を掛ける釘ずしお機胜する」

クリプキの批刀: 䞊蚘芋解は間違っおいる。ずいく぀かの䟋を挙げおクリプキはいう

  • 瀟䌚性:蚘述を知らない人でも口真䌌で固有名を䜿える
  • 可謬性:唯䞀の察象が別の察象であった堎合、その指瀺は間違えおいる
  • 埪環性:ラッセルの論理的固有名のように非埪環に説明できおいない

指瀺の因果説では歎史的説明・因果的説明により指瀺が決定するずいうものであり、蚀語に瀟䌚性を持぀ずいう意味でフレヌゲ的な蚀語芳ず衝突する。自然皮や物質名もそのような歎史的説明にもよるが、経隓的探究により䟋えば科孊の進歩によりその本質があきらかになった堎合、アポステリオリな真理であるにも関わらず必然的な真理になる。